大隈重信

護国寺 大隈重信の墓
護国寺 大隈重信の墓(撮影 2011.5.9)

 大隈重信は、佐賀藩主の長男として生まれた。地元で儒学、国学、蘭学、英語などを学んだ後は、京や長崎で尊攘運動に身を投じた。新政府では参議大蔵卿となる。木戸孝允と結び、若手官僚の幹部となった大隈は、地租改正などの改革を担当し、殖産興業を推進した。また酒造税を増徴し、官営工場を払い下げる方針を決定した。明治15年(1882)、東京専門学校(現・早稲田大学)を設立したことでも知られている。

早稲田大学大隈記念講堂
早稲田大学 大隈記念講堂

 大隈記念講堂 は、創立者である大隈重信に対する記念事業として計画され、同大建築学科の佐藤功一教授と佐藤武夫教授が設計し、同教授の内藤多仲が構造を担当し、昭和2年(1927)10月15日に竣工した。早稲田大学のシンボル的存在であり、ロマネスク様式を基調としてゴシック様式を加味した我が国近代の折衷主義建築の優品として、高い評価がある。また早稲田大学建築学科で永く、多くの建築家を育てた佐藤功一の代表作としても重要である。

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