和宮(静寛院宮)

徳川将軍家墓所 和宮(静寛院宮)の墓所
増上寺 徳川将軍家墓所 和宮(静寛院宮)の墓(撮影 2012.1.7)

 和宮は、十四代将軍徳川家茂正室、兄孝明天皇即位の年、仁孝天皇第8皇女として弘化3年(1846)出生。嘉永4年6歳の折、有栖川宮熾仁親王と婚約。しかし婚儀間近になって公武合体制によって徳川家に降嫁。時に15歳。家茂没後、落飾して静寛院宮と称し、波乱万丈変転激しい時代のなか、江戸城無血開城、徳川家存続、夫君追善に力尽くすも、明治10年(1877)31歳という短い生涯を閉じた。宝塔の形は夫婦同様だが、家茂石塔に対して青銅製である。

皇女和宮さまの御像
増上寺 安国殿 皇女和宮さまの御像(撮影 2017.3.12)

 平成22年(2011)、新しい 安国殿が建立された。堂内には、恵心僧都の作と伝えられる秘仏黒本尊が祀られている。黒本尊は家康公が深く尊崇し、そのご加護により度重なる災難を除け、戦の勝利を得たという霊験あらたかな阿弥陀如来像で、勝運・厄除けの仏様として江戸時代以来、広く人々の尊崇をあつめている。堂内(左手)には家康公肖像画、徳川家御歴代並びに御一門の尊霊の御位牌、皇女和宮さまの御像等が祀られている。

貞恭庵
増上寺 貞恭庵(撮影 2011.3.27)

 貞恭庵は、家茂御正室、皇女和宮様ゆかりのお茶室。昭和55年(1980)に移築・改修した。一般公開している。

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