加藤清正

週末ウォーキング / 人物一覧(ゆかりの地)

ゆかりの地

熊本城 大・小天守
熊本城 大・小天守(撮影 2001.12.4)
熊本城 宇土櫓
宇土櫓

 熊本市の中心部に、今も天下三名城の1つとしての偉容をみせる熊本城は、天正16年(1588)、戦国武将の加藤清正が鮮出兵(1592・97年)から帰国後、城郭造営に着手したとみられる。慶長5年(1600)の関ケ原の戟いの軍功で肥後一国の国守となった清正は、翌年から熊本城の築城を始め、慶長12年(1607)に完成させたと伝えられる。

名古屋城 加藤清正公石曳きの像
名古屋城 加藤清正公石曳きの像(撮影 2014.3.31)
清正石
清正石

 慶長15年(1610)加藤清正が徳川家康に願い出て、大小の天守閣の石垣工事を施工した。加藤清正は巨石を修羅乗せて運ぶとき、石の上に乗り、気勢を上げたと伝えられ、「清正の石曳き」といわれている。

池上本門寺 此経難持坂
池上本門寺 此経難持坂(撮影 2011.3.4)

 此経難持坂は、慶長年間(1596~1615)加藤清正の寄進によるものと伝えられる。「法華経」宝塔品の詩句96文字にちなんで石段を96段とし、詩句の文頭の文字「此経難持」をとって坂名とした。

清正井
明治神宮御苑 清正井(撮影 2011.3.11)
清正井を観る行列
清正井を観る行列

 清正井は、この地に下屋敷を構えて居た加藤清正が掘ったと伝えられ、1年中絶えることなく湧き出る清水は南池の水源となり、掘り方の巧妙と水質の優秀なことから世に知られている。

中村公園 秀吉清正記念館
中村公園 秀吉清正記念館(撮影 2012.2.12)
蛇目紋長烏帽子形兜
蛇目紋長烏帽子形兜

 平成3年新たにオープンした。中村図書館、中村文化小劇場と同じ中村公園文化プラザにある。地域に根ざした特色のある博物館として、豊臣秀吉加藤清正と彼らの生きた時代に関する資料を中心に収集・保管し、展示している。


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