成巽閣 つくしの縁

成巽閣 つくしの縁
撮影 2014.8.4

 成巽閣(国重要文化財)は江戸時代末期、文久3年(1863)に前田家13代齋泰が母堂にあたる12代奥方、真龍院(鷹司隆子)のために造営した奥方御殿です。真龍院の生家、鷹司家の御殿が「辰巳殿」と呼ばれていた事や「辰巳用水」が庭園を流れ、「辰巳長屋」が配されるなど「辰巳」の言葉に縁が深く、加えて金沢城より「巽」の方角にある事から「巽御殿」と名付けられた。
 つくしの縁側の軒先は“枯木”によって支えられ、庭を開放的に眺めることができる。枯木は約40cm角、長さ10cm余りの松材で、これを2m間隔に組み入れ挺子の原理で屋根を支えている。成巽閥の構造の大きな特徴といえる。

週末ウォーキング