夢窓疎石

瑞泉寺 庭園
瑞泉寺 庭園(撮影 2017.2.6)

 夢窓疎石は、後醍醐天皇や足利尊氏をはじめ北朝方の公家や武士が帰依した。歴代天皇から国師号を7度も贈与され「七朝帝師」とも称された。
 京都の西芳寺および天龍寺のほか、瑞泉寺などの庭園の設計で知られている。

瑞泉寺 天女窟
瑞泉寺 天女窟(撮影 2017.2.6)

 現在の瑞泉寺庭園は発掘復元され、夢窓疎石作庭のころの様子を知ることができる。山裾を切りおとした崖(切岸)を背景に貯清池があり、中島がつくられ、橋がかかり、切岸には天女窟・坐禅窟が穿たれている。

瑞泉寺 庭園
瑞泉寺 庭園(撮影 2017.2.6)

 高い滝口がみられ、橋からは裏山の山上にある循界一覧亭から十八曲の急坂へと道が続いている。庭は石を用いず岩盤を穿った彫刻的手法がみられる禅の庭として貴重である。切岸で囲まれた庭園は、禅宗寺院による谷戸開発と自然に対峠する禅宗の宗教性をよく示している。

恵林寺 庭園
恵林寺 庭園(撮影 2017.10.5)

 夢窓疎石が創建当時作庭したと伝えられる。背後の乾徳山を借景にし、心字池に築山を配した池泉回遊式庭園となっている。

週末ウォーキング