円覚寺

三門
三門(撮影 2012.7.21)
 総門をはいると杉並木囲まれた境内(国史跡)が広がり、三門は天明3年(1783)の再建で、伏見上皇の宸筆「圓覚興聖禅寺」の額がかけられ、楼上には聖観音菩薩像と十六羅漢像がまつられている。
仏殿
仏殿(撮影 2012.7.21)
 鎌倉幕府第八代執権北条時宗は、文永・弘安両役(蒙古軍の来襲)に殉じた彼此両軍死者の菩提を弔い、己の精神的支柱となった禅道を弘めたいと願い、且つその師仏光国師への報恩の念から円覚寺の建立を発願した。開基の時宗は弘安7年(1284)死去して円覚寺の開基廟に葬られている。延慶元年(1308)も時宗の子九代執権北条貞時の奏上よって建長寺とともに定額寺に列せられ、官寺の寺格を得た。また応長元年(1311)ごろに建長寺寿福寺とともに五山の称号を得た。
 仏殿右手の石段を上がった所に梵鐘(正安3年(1301))がある。北条貞時が物部国光に鋳造させた鎌倉時代の代表的名鐘の一つで、高さ2.59mと関東で最大の鐘である。
選仏場
選仏場(撮影 2012.7.21)
 選仏場とは、坐禅場のことである。仏殿の西側に坐禅堂を配置するのは七堂伽藍の古い型式を伝えるものである。現在は運慶派の南北朝時代の作と伝えられる薬師如来が安置されている。
庭園(妙香池)
庭園(妙香池)(撮影 2012.7.21)
 白鷺池とともに創建以来の庭園であると伝えられ、自然の岸壁を景色に取り込んだ名園である。庭園北壁に露出する大きな岩が、『扶桑五山記』に伝える虎頭岩である。
正統院(舎利殿)
正統院(舎利殿)(撮影 2012.7.21)
 舎利殿は、源実朝が中国能仁寺より請来した佛舎利(釈尊の遺骨)を泰安するお堂である。
開基廟
開基廟(撮影 2012.7.21)
 開基八代執権北条時宗のみたまや、堂内には時宗・貞時・高時の尊像が安置されている。現在の開基廟は江戸時代文化8年(1811)に改築されたものである。
2014.11.23 鎌倉 円覚寺の紅葉
2014.11.23 鎌倉 円覚寺の紅葉
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