西郷隆盛

上野公園 西郷隆盛銅像
上野公園 西郷隆盛銅像(撮影 2011.4.17)

 西郷隆盛は、薩摩国鹿児島城下に、貧しい下級藩主西郷吉兵衛の長男として生まれた。16歳で郡奉行のもとで、郡方書役助となった。開国・富国強兵を目指し、幕府を倒し、新政府で改革事業を推進した。
 この銅像は明治期の代表的彫刻家高村光雲(詩人高村光太郎の父)の作で、明治31年(1898)イト夫人も参列して除幕式が行われた。

三田 西郷南洲・勝海舟会見之地碑
三田 西郷南洲・勝海舟会見之地碑(撮影 206.12.18)

 隆盛は、盟友・大久保利通とともに明治維新を成功に導いた立役者で、江戸城無血開城させたことはあまりに有名。明治新政府でも陸軍大将として重責を担っていたが、明治6年(1873)、朝鮮侵略を巡る征韓論争で派兵と遺使交渉を主張し、反対する大久保たちと決裂して辞表を提出。下野(民間に下ること)して鹿児島に戻り、私学校で士族子弟の教育にあたった。最大規模の土族反乱にして日本最後の内戦「西南戦争」を起こす。南九州を転戦したあと、故郷の城山で自刃した。

洗足池公園 西郷隆盛留魂祠
洗足池公園 西郷隆盛留魂祠(撮影 2011.4.17)

 勝海舟は、晩年、この洗足池畔に洗足軒と呼ぶ別邸を設けられ、西郷隆盛と日本の将来について歓談されたと伝えられる。隆盛はその後、明治10年(1877)の西南戦没により、故郷鹿児島において子弟三千余と共に逝去されたが、これを惜しまれた海舟は、追慕のため隆盛の漢詩を建碑されさらに明治16年(1883)、その魂魄を招祠して留魂祠を建立した。

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