称名寺

赤門と桜並木(花の名所100選)
赤門と桜並木(花の名所100選) (撮影 2002.3.23)
 鎌倉時代、瀬戸入江をのぞむこの地は六浦荘金沢とよばれ、鎌倉と房総を結ぶ要地として北条氏が支配した。鎌倉幕府の評定衆・引付衆などを歴任した北条実時が、正嘉2年(1258)ごろに金沢の別邸宅に持仏堂を設けたのが称名寺のおこりである。
2008.3.29 称名寺の桜
2008.3.29 称名寺の桜
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仁王門
仁王門(撮影 2008.3.29)
 赤門をくぐると正面に仁王門がある。左右の金剛力士像(県重文)は、元亨3年(1323)に仏師院興が造立した関東最大の仁王像である。
庭園
庭園(撮影 2008.3.29)
 仁王門のうちにはいると、苑池を中心とした境内(国史跡)が眼前に広がり、池ごしの正面に稲荷山を背にした金堂がたつ中島を浮かべた池は、梵字アをかたどった阿字ヶ池とよばれる浄土式庭園である。
梵鐘
梵鐘(撮影 1999.5.9)
 金堂の右手前には、金沢八景の1つ「称名の晩鐘」で名高い梵鐘国重要文化財)がある。北条実時が父母の菩提をとむらうために鋳造したものを顕時が改鋳した。物部国光・依光の合作になる形の整った名鐘である。
神奈川県立金沢文庫
神奈川県立金沢文庫(撮影 2002.3.23)
 金沢文庫の創建は健治元年(1275)、北条実時により、和漢の書籍を蔵し当時、関東の学問の中心をなした。北条氏滅亡後、急速に衰えたが、昭和5年に復興。現在は、称名寺に伝わる古文書、古美術品など2万点以上を集蔵している。
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