一遍上人

無量光寺 一遍上人像
無量光寺 一遍上人像(撮影 2001.5.26)

 一遍上人(時宗開祖)は、浄土宗の流れの中に、やや遅れて登場した。10歳のとき天台宗で出家、13歳で法然の孫弟子について浄土宗を学んだ。いったん父の死をきっかけに還俗したが、32歳で再出家、各地を転々としながら修行を積んだ。

遊行寺寺 一遍上人像
遊行寺 一遍上人像(撮影 2017.8.28)

 一遍の教えは、善人・悪人、信仰のあるなしを問わず、念仏によってすべての人が救われるというものだった。そして踊りながら念仏を唱える「踊念仏」によって多くの民衆に教えを広めた。これは時宗と呼ばれ、仏教が庶民のものなる契機ともなり、農民や地方武士に圧倒的に受け入れられた。

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