徳川秀忠(台徳院)旧霊廟惣門

芝公園 徳川秀忠(台徳院)旧霊廟惣門
芝公園 徳川秀忠(台徳院)旧霊廟惣門(撮影 2011.3.27)
 旧台徳院霊廟惣門(国重要文化財)は、寛永9年(1632)三代将軍徳川家光が建てた二代将軍徳川秀忠の墓所いわゆる南廟の正門。入母屋唐破風、鋼板葺き。三間一戸八脚門朱塗り和様建築。同廟の勅額門御成門丁字門は狭山不動尊に移された。
仁王像・吽形
仁王像・吽形(撮影 2011.3.27)
 左右に安置されて寄木造り、砥粉地彩色の仁王像で、方形の台座に乗った岩坐の上に立っている。本像は18世紀前半までには江戸の仏師によって制作されたと推測され、江戸時代の仁王像として破綻のない作行きを示す貴重な作品である。
仁王像・阿形
仁王像・吽形(撮影 2011.3.27)
 平成16から17年に行われた修理の際に、体内から修理銘札が発見され、元は埼玉県北足立郡戸塚村(現在の川口市西立野)の西福寺(真言宗)仁王門に安置されていたもので、寛政元年(1789)弘化3年(1847)の二度にわたり修理が行われていることがわかりました。さらに安政2年(1855)の暴風で破損したまま同寺の観音堂の片隅に置かれていたものを、昭和23年(1948)同寺三重塔の修理と同時期に三度目の修理が行われた後で、東京浅草寺に移されたことも記載されています。その後の経緯は詳らかではありませんが、昭和33年ごろまでにはこの惣門に安置されたと考えられる。
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