松島
(島めぐり・瑞巌寺・円通院)

 約50分間の島めぐり、経ケ島、小藻根島、仁王島と五大堂などを紹介。瑞巌寺は、伊達政宗が上棟の際に「松島の松の齢に此寺のすえ栄えなん年はふるとも」と詠んだ伊達家の菩提寺である。瑞巌寺のすぐ西隣にある円通院。仙台藩二代藩主伊達忠宗が次男光宗の死を悼み建立した。(5分16秒)

mark松島(まつしま)

 遊覧船に乗り湾内や嵯峨渓の島々を違った角度から眺めてみたい。長年にわたり風波の浸食を受け、四つの空洞があいた鐘島や、今にも首が転げおちそうなユーモラスな形の仁王島など、ひとつひとつ名前がつけられた島々を眺めていると飽きることなはない。この多彩な景観を巡るさまざまなコースに遊覧船が運航されている。宮島、天橋立と並んで日本三景の一つなっている。

航跡に乱舞するカモメ
航跡に乱舞するカモメ

鐘島
鐘島

仁王島
仁王島

五大堂
五大堂

mark瑞厳寺(ずいがんじ)

 瑞巌寺は、天長5年(828)に円仁(慈覚大師)が淳和天皇の詔勅により、比叡山の日吉山王権現(滋賀県大津市)の神輿を奉じて創建した天台宗寺院、延福寺に始まる。芭蕉が慕う見仏上人が松島に来たのは、長治元年(1104)。見仏上人は修行の島・雄島から一歩も外に出ずひたすら法華経を読誦。その法力は遠く京都にまで聞こえたという。総門から一直線に続く参道は杉木立に囲まれ、静寂で厳粛な趣きがある。本堂を後ろにすると左手に庫裡が見える。庫裡は禅寺の台所であり、瓦葺きの大屋根には煙を出すための「小屋組」が残っている。千鳥破風の曲線が天を衝き、白壁と木組みのコントラストが美しい。

瑞巌寺参道
瑞巌寺参道

瑞巌寺中門
瑞巌寺中門

瑞巌寺庫裡
瑞巌寺庫裡

円通院
円通院

mark円通院(えんつういん)

 伊達忠宗は、正保3年に次男光宗の御霊屋の三慧殿を造営。堂内の逗子には白馬に跨り、衣冠束帯姿の光宗像が安置されている。本堂は大悲亭とも呼ばれる寄棟造り茅葺きの建物。仙台藩二代藩主伊達忠宗が次男光宗の死を悼み、建立したもの。境内には小堀遠州作の庭園もある。

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