戦争の歴史が残る三笠公園と観音崎公園
(衣笠~観音崎)

衣笠駅(JR横須賀線)~三笠公園~海辺つり公園~走水神社~観音崎公園~観音崎バス停(京急バス)
mark三笠公園(みかさこうえん)

 梅雨の中休みの天気に恵まれ、横須賀から三浦海岸、観音崎まで、海からの潮風を受けながらマイペースで歩いた。スタートの駅であるJR衣笠駅から横須賀の中心街までは約40分かかったが、ここから横須賀新港に面した三笠公園までは近かった。
 まず公園入口では東郷平八郎像、その後に青空をバックにした記念艦「三笠」の美しい光景が眼に入ってきた。

>記念艦「三笠」
記念艦「三笠」

 明治時代の日露戦争で日本連合艦隊の旗艦として活躍し、大正10年(1921)に廃艦。現在は昭和36年(1961)に復元したものが見られる。艦内を見学することもでき、日露戦争で「本日天気晴朗なれども波高し」の有名な発信文が送られた電信室、東郷平八郎の司令長官室等などがリアルに残されている。

東郷平八郎像と東郷家親族
東郷平八郎像と東郷家親族
メインモニュメントの向うに猿島
メインモニュメントの向うに猿島

 訪れた時には、東郷平八郎像の前で東郷家親族の方々全員で記念写真を撮っていた。(ちょっと話しを聞いてみると、1年に1回は親戚一同が集っておられる事でした)
 東郷平八郎は、薩摩藩士の子に生まれる。幕末は薩英戦争、戊辰戦争に参加し、明治時代には海軍士官となった。25歳から7年間、イギリスのポーツマスに留学し、国際法を学んだ。東郷は、日清戦争では浪速艦長として活躍、明治37年(1904)から始まった日露戦争では海軍大臣山本権兵衛によって連合艦隊司令長官に任命された。東郷は戦艦三笠で、陸軍への補給路を確保するために、ロシア旅順艦隊の海上封鎖作戦の指揮を執ったが、この作戦は失敗したため、海軍は旅順要塞の攻撃を要請した。乃木希典率いる第3軍が旅順要塞を攻略し、旅順港に停泊する旅順艦隊を殲滅した。
 園内には、壁泉、野外ステージがありますが、特に人気なのが音楽に合わせて水が踊る音楽噴水。音楽噴水池周辺には沢山の人達が集り、気持ちがいい水しぶきを受けながら、約15分間の噴水ショーを楽しんでいた。(毎日1日7回)

音楽に合わせて水が踊る音楽噴水
三笠公園(公園50選)音楽に合わせて水が踊る音楽噴水

2015.6.14 神奈川県警察音楽隊(曲目 マーチ「海を越える握手」)youtube

2015.6.14 神奈川県警察音楽隊(曲目 太陽にほえろ)youtube

2015.6.14 よこすかYYのりものフェスタyoutube

mark海辺つり公園(うみべつりこうえん)

 三笠公園から「よこすか海岸通り」を三浦海岸線沿いに歩くと、気軽にスポーツが楽しめる「うみかぜ公園」と、のんびりと海釣りでき、アスレチック道具、芝生広場がある海辺つり公園がある。

木製のアスレチック(海賊船)
木製のアスレチック(海賊船)
釣りを楽しむ親子
釣りを楽しむ親子

 公園の海岸は、海釣りを楽しむ親子で一杯。ただ、あまり魚が釣れている様子を伺うことは出来なかった。

mark走水神社(はしりみずじんじゃ)
走水神社
走水神社
包丁塚
包丁塚

 日本武尊とその妃弟橘媛をまつる。『古事記』『日本書記』によると、景行天皇の子日本武尊が、東夷征討のため相模から上総へ渡るとき、海が荒れて船が進まなかったので、これは海神の怒りのためと考えた弟橘媛し、みずから荒海へ身を投じ神の怒りをしずめ、そのおかけで尊は無事に渡海できたと記している。社伝では、尊の冠を村人がもらい、これを石櫃におさめて御神体として建立したのが走水神社だと言われている。

弟橘媛の歌碑
弟橘媛の歌碑
舵の碑
舵の碑

 神社裏山の高いところには、弟橘媛の歌碑が明治43年(1910)に建立された。境内右側には航海の安全を祈る舵の碑が、左側には包丁塚と彫った碑がある。
 包丁塚は、走水の住人が日本武尊に料理を献上し、ほめられて大伴黒主という名をあたえられた故事により、包丁への感謝と鳥獣魚介類の慰霊のために昭和48年(1973)に建立されたものである。

mark観音崎公園(かんのんざきこうえん)

 観音崎京急ホテル前から走水園地へ入ると、池のほとりや散歩道にはアジサイの花が咲いていた。

アジサイ(花の広場)
ガクアジサイ(花の名所100選)花の広場

園内の花々
園内の花々
園内の花々
園内の花々

三軒家砲台跡
三軒家砲台跡
戦没船員の碑
観音崎公園(公園50選)プロンズ群像

 園内には三軒家砲台跡(明治27年12月15日着工、明治29年12月20日完成の27加砲4門で、12加砲2門で原形に近い形で残されています。地下庫、見張所、井戸、便所等もありましたが、昭和9年8月20日廃止された)など、今でも要塞としての当時の様子を多く残している。

⇒ 衣笠~観音崎周辺 ウォーキングマップ