光則寺のカイドウ満開
(長谷)

長谷駅(江ノ島電鉄)~光則寺~収玄寺~長谷駅(江ノ島電鉄)
mark光則寺(こうそくじ)

 江ノ島電鉄の長谷駅から長谷寺、鎌倉大仏(高徳院)へ向かう歩道は、いつももながら大勢の観光客で賑わっていた。カイドウは、桜が満開になって1週間後の4月上旬~中旬が花の見頃であるが、今年は桜の開花が記録的に早かったので、光則寺のカイドウの花もいつもより早く満開になっていた。

山門
山門
本堂
本堂

 開山は日朗、開基は宿谷光則である。光則は鎌倉幕府第五代執権北条時頼の近臣で、幕府の要職にあった人物である。文永8年(1271)の日蓮の竜ノロ法難では、日蓮の弟子の日朗らがとらえられ、光則の屋敷の裏山の土牢に幽閉された。光則は日朗らを厚遇し、のちには日蓮宗に帰依して邸を寺にし、父行時の名を山号に、自分の名を寺号にしたという。

カイドウの花満開
光則寺のカイドウ(花の名所100選)

 光則寺のカイドウは、樹高7m、根回り1.2m、推定樹齢120年の関東屈指の古木である。鎌倉市指定天然記念物に選ばれている。

土牢
土牢
日蓮上人直筆の書を彫った石碑
日蓮上人直筆の書を彫った石碑

 光則寺は花の名刹として知られるだけに、三椏(ミツマタ)や貝母(バイモ)などの春の花も境内に咲く。本堂の左手にあたる池の端では、大きな白い花を付けた見事な シャクナゲゲが咲いていた。花々は季節の移り変わりの早いことを感じさせてくれる。

シャクナゲ
シャクナゲ

mark収玄寺(しゅうげんじ)

 光則寺から長谷駅に戻る途中に収玄寺がある。あまり訪れる人は少ないお寺であるが、珍しい野草「一人静」「ハナニラ」の花の写真を写すことが出来た。

収玄寺
収玄寺

一人静
一人静
ハナニラ
ハナニラ

 一人静は、山地の日陰に自生するセンリョウ科の多年生草である。花穂が二本並んで出る二人静という花もあるが、これは静御前の霊と菜摘女(なつみめ)の二人で舞う謡曲の「二人静」からきている。

⇒ 長谷周辺 ウォーキングマップ