鎌倉桜の名所散歩
(鎌倉~鎌倉山)

鎌倉駅(JR横須賀線)~源氏山公園~鎌倉山~鎌倉山バス停(神奈中バス)
mark段葛(だんかずら)
新しくなった段葛
新しくなった段葛(花の名所100選)

 平成28年(2016)3月30日の通り初めには、歌舞伎役者の中村吉右衛門さんらが参加された。

若宮大路
若宮大路
鉄ノ井
鉄ノ井

 二の鳥居から門前の三の鳥居まで若宮大路の中央部に二条の堤を築いて葛石を積み重ねたところを段葛という。寿永元年(1182)、源頼朝政子の安産祈願のためにつくらせた参詣者で、もとは海岸まであったという。
 鉄ノ井は鎌倉十井の一つ。横大路と小町通りの交差点にある。かって扇ヶ谷に所在した新清水寺に蔵されていたと伝えられる鉄観音像の首が堀り出されたことに由来する。

鎌倉市川喜多映画記念館
鎌倉市川喜多映画記念館
旧川喜多邸別邸(旧和辻邸)
旧川喜多邸別邸(旧和辻邸)

 記念館は本市における映画文化の発展に資するため設置したもので、映写機能を持った映像資料室、映画に関する資料等の展示室等を備えている。
 旧川喜多邸別邸(旧和辻邸)は、哲学者の和辻哲郎が江戸後期の民家を居宅として使用していたものを川喜多夫妻が練馬区からここに移築しものである。

mark寿福寺(じゅふくじ)
総門
総門
仏殿
仏殿(国史跡)

 道路から少しなかにある朱塗りの総門は、江戸初期の切妻造の四脚門で、総門から石畳の参道の奥にある山門も江戸初期の切妻造の四脚門である。
 山号は亀谷山、寺号は寿福金剛禅寺、鎌倉五山第3位の寺格をもつ名刹である。開山は明庵栄西で、開基は一般には源頼家・北条政子とされているが、寿福寺では源実朝としている。寺名は最初、栄西の房号葉上房を用いて「葉上房之寺」と称していたが、まもなく金剛寿福寺というようになった。

源実朝をしのぶ石碑
源実朝をしのぶ石碑
ビャクシン(柏槇)
ビャクシン(柏槇)

 三代将軍源実朝は、源頼朝、北条政子の次男として建久3年(1192)8月、鎌倉で生まれる。幼名は千幡といい、元久元年(1204)、12歳で三代将軍職についたとき名を実朝と改めた。将軍職についたのは兄頼家が廃され、伊豆修善寺に幽閉されたからである。しかし、幕府の実権は北条氏に握られ、実朝はしだいに和歌や蹴鞠(けまり)などの宮廷文化に関心をもっていった。

源実朝の墓
源源実朝の墓
北条政子の墓
北条政子の墓

 墓地の山ぎわには30穴からなるやぐら群があり、北側のやぐらのなかに伝源実朝・北条政子墓がある。伝源実朝墓とされるやぐらは、天井や壁面に唐草模様の彩色があるので、「唐草やぐら」とか「絵のやぐら」などとよばれている。

mark源氏山公園(げんじやまこうえん)
源氏山公園への坂道
源氏山公園への坂道
源氏山公園への坂道
源氏山公園への坂道

太田道灌公の墓
太田道灌公の墓

 江戸城築城で有名な太田道灌資長は、この地で生まれ、扇谷上杉家の家宰として活躍した。その曾孫である太田康資の娘梶(後は勝)は、徳川家康の側室として水戸藩初代藩主徳川頼房の養母となり、徳川家を支えた。彼女は出家後に英勝院と号し、三代将軍徳川家光よりここに源氏山一帯を賜って英勝寺を開いた。
 この太田道灌公の墓は文政9年(1826)に水戸徳川家の子孫である英勝寺住職が以前の墓を再建したものである。

桜の名所
桜の名所(花の名所100選)

 源氏山公園(公園50選)は、標高93mの源氏山は別名白旗山とか旗立山とか呼ばれるが、その名の由来は、この山裾に源氏の屋敷があったことからとか、あるいは源頼義の奥州征伐の時、源氏の白旗を山上に立てて戦勝を祈願したとの伝説による。春には桜の名所で、多くの花見客で賑わう。

源頼朝公像
源頼朝公像
ヤマザクラ
ヤマザクラ

ハナカイドウ(花海棠)
ハナカイドウ(花海棠)

mark銭洗弁財天(ぜにあらいべんざいてん)
銭洗弁財天
銭洗弁財天
境内
境内

 もと扇ガ谷の八坂神社の末社であったが、昭和45年(1970)独立し、社名を銭洗宇賀福神社とした。鳥居が林立する境内の奥の洞窟に、宇賀福神と銭洗弁財天をまつっている。

mark北条氏常盤亭跡(ほうじょうしときわていあと)
北条氏常盤亭跡
北条氏常盤亭跡(国史跡)
ヤマザクラ
ヤマザクラ

 北条氏常盤亭跡は、鎌倉切通の一つである大仏切通の北に接する要所として、鎌倉時代に七代執権北条政村などの北条一族の有力者が別邸をかまえていたことが、吾妻鏡などの文献により知られている。昭和52年(1977)の発掘調査によって建物跡が確認されてその存在が証明されたため、鎌倉時代の武家屋敷跡をとどめる貴重な遺跡として国史跡に指定された。
 史跡内は、山や谷を切り開いてつくった平地に門柱跡や「やぐら」、法華経跡と伝えられている場所が有り、歴史的にもきわめて重要な史跡である。

常盤八雲神社
常盤八雲神社
常盤口
常盤口

 常盤の鎮守。この地は平安時代後期、梶原影時の領地であり、当社は治承年間(1177~1181)に除災祈願のため建立された。慶長年間(1596~1617)当村、矢澤与左衛門光広が熊野社を勧請、これを八雲神社に合祀し、さらに明治時代村内鎮守、御嶽神社、諏訪神社の両社も合祀された。牛頭天王とも呼ばれた素盞嗚命を祀る当社の例祭(天王祭)には現在も当時の天王信仰の盛大さをうかがわせる神輿渡御が行われる。

mark鎌倉山の桜(かまくらやま)
桜並木
桜並木
桜並木
桜並木

桜並木
桜並木
鎌倉山さくら道
鎌倉山さくら道

鎌倉山の桜(鎌倉山集会所近く)
鎌倉山の桜(鎌倉山集会所近く)

 鎌倉山さくら道の桜並木は、桜の名所(花の名所100選)で知られている。ただ、歩道が狭く車には十分注意する必要あり!

⇒ 鎌倉~鎌倉山周辺 ウォーキングマップ