家光廟大猷院

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家光廟大猷院
家光廟大猷院

 家光は、参勤交代の制度化、キリシタン弾圧の強化、「鎖国」体制確立などにより、幕府の体制を盤石なものとした立役者。二代将軍徳川秀忠の次男であった家光は生まれつき小心で無口。母・お江(於江与)は利発な三男の国松(忠長)を溺愛し世継にと考えていたが、家光に忠実だった乳母・春日局が家康に家光世嗣を直訴。それにが家光応じて家光の将軍継嗣が決定した。将軍就任時には諸大名を前に「余は生まれながらの将軍である」と宣い、皆を威圧した。無類の鷹狩り好きで馬術にも通じ、たびたび供の者を置き去りにして疾走。若い頃にはお忍びで江戸市中に出るみとが好きで、年寄たちを困らせたという。

金剛力士(吽形)
金剛力士(吽形)
金剛力士(阿形)
金剛力士(阿形)
二天門
2007.6.17 新緑の日光(輪王寺・東照宮・二荒山神社)youtube(国重要文化財)

 日光山内でいちばん大きいとされている二天門。表側に、四天王のうちの持国天と、あまのじゃくを踏みつけた広目天の二天をまつっていることから、この名がある。裏側には、赤い雷神と、青い風神が見られる。雷神の手の指が3本なのは、過去・現在・未来を表し、風神が4本なのは東西南北を表現している。

持国天像
持国天像

風神像
風神像

広目天像
広目天像

雷神像
雷神像

夜叉門
夜叉門
(国重要文化財)

 左右に鐘楼と鼓楼があり、周辺に33対66数基の灯籠がある。灯籠は唐銅製で、10万石以上の諸大名から奉納されたもの。その先が夜叉門で、4体の夜叉をまつる。夜叉の体の色は、それぞれ東西南北を表している。夜叉門は、牡丹唐草の彫刻で飾られていることから、牡丹門ともいわれる。

夜叉(毘陀羅)
夜叉(毘陀羅)

夜叉(烏摩勒伽)
夜叉(烏摩勒伽)

夜叉(阿跋摩羅)
夜叉(阿跋摩羅)

夜叉(鍵陀羅)
夜叉(鍵陀羅)

皇嘉門
皇嘉門

 非公開の奥院(家光の墓所)を隔てるのが皇嘉門。皇嘉門は中国・明朝の建築様式で、竜宮造りといわれている。そのため、「竜宮門」とも呼ばれている。大猷院内にあるほかの門とは、まったく異なる印象を抱かせる。

唐門 白竜の彫刻
唐門 白竜の彫刻
(国重要文化財)
雄雌の双鶴
雄雌の双鶴
雄雌の双鶴
雄雌の双鶴

 唐門は中国風の門という意味。規模は高さ3m、間口1.8mで、大猷院内でいちばん小さいが、その分、細かく精巧な細工が施されていて、優美で繊細な印象を受ける。2本の柱は、ケヤキの一木で造られ、外側から見ることはできない。装飾に、メッキに黒を差した金具や、透かし彫りの金具などが使われているのが唐門の特徴。

拝殿の軒
拝殿の軒
(国宝)
本殿(非公開)
本殿(非公開)
(国宝)

 大猷院の建物は、拝殿・相の間・本殿が連なった、独特の建築物である。唐門を背にして内に入ると、まず広々とした拝殿に上がることができる。拝殿の奥を見ると、左右は壁になっていて、中央は幅の狭い部屋へと続いている。
 本殿は大猷院の本尊が安置される重要な場所だけに、手をかけた造りである。大きさは、10m四方の正方形。拝殿よりは小さいが、今まで通ってきた部屋とは比べものにならないほど密度が濃い。殿内は多くの彫刻が施され、金色をふんだんに取り入れていることから、金閣殿とも称されている。

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