道場寺・三宝寺の紅葉
(石神井公園)

石神井公園駅(西武池袋線)
mark道場寺(どうじょうじ)

 石神井公園ふるさと文化館・図書館近くに豊島氏の菩提寺の道場寺がある。

山門
山門
山門の紅葉
山門の紅葉

豊嶋山道場寺伽藍解説
豊嶋山道場寺伽藍解説
三重塔の紅葉
三重塔の紅葉

三重塔
三重塔

 境内の三重塔(1973年(昭和48年)建築)内には、人間国宝であった香取正彦作の金銅薬師如来像が置かれ、その台座にはスリランカより拝愛の仏舎利が安置されている。

道場寺 本堂
道場寺 本堂
鐘楼
鐘楼

 寺伝では、天平元年(729)の開創というが、『新編武蔵風土記稿』によれば、応安5年(1372)、石神井城主豊島景村の養子輝時(北条高時の孫)が自分の土地に建てたもので、豊島氏代々の菩提寺として伝えられた。現在の金堂は、唐招提寺の金堂を摸したものである。墓地には、石神井城が落城したときの最後の城主泰経と泰明・照姫の3人の墓と伝えられる3基の石塔がある。

mark三宝寺(さんぽうじ)
山門
山門
山門の紅葉
山門の紅葉

田島鉄平君之碑
田島鉄平君之碑
イチョウの紅葉
イチョウの紅葉

 山門を入ってすぐ左の田島鉄平君之碑は、明治期の石神井地域の養蚕の発展について記している。

三宝寺 本堂
三宝寺 本堂

 寺伝によれば、応永元年(1394)、権大僧都幸等が下石神井村に開いたという。文明9年(1477)の豊島氏滅亡後、その跡の現在地へ移った。寺宝には「文明四(1472)年」の銘のある来迎三尊仏画板碑がある。

本堂向拝の彫刻
本堂向拝の彫刻

鐘楼
鐘楼
大黒堂
大黒堂

mark石神井氷川神社(しゃくじいひかわじんじゃ)
本殿
本殿
神楽殿
神楽殿

 石神井氷川神社は、応永年間(1394~1428)に豊島氏が武蔵一宮氷川神社(大官市)の分霊を城内に祀ったのが始まりで、落城後は石神井郷(谷原・田中・上石神井・下石神井・関の5村)の総鎮守として崇敬された。境内の享保12年(1727)の手洗水鉢に「神井郷鎮守社」と刻されている。本殿左右の灯寵は、元禄12年(1699)に豊島氏の子孫が奉納したもの。
 秋の大祭、神楽殿では埼玉県・石山社中が里神楽を、また地元の囃子連が石神井囃子で境内が賑わう。

mark石神井城跡(しゃくじいじょうあと)
石神井城跡の碑
石神井城跡の碑
空堀
空堀

 石神井城は、北の三宝寺池と南の石神井川に挟まれた台地上にある豊島氏の居城で、平山城である。南北の谷より6~10m高く、東西350m・南北300m・約10haの広さがある。文明8年(1476)に豊島泰経が太田道灌と戦って敗れたため、石神井城も落城し、廃城となった。戦後の5次に及ぶ発掘調査で、15世紀初頭の関東動乱期の築城と推定されている。現在、城跡にある氷川神社の東方に、内部の土塁と空濠の一部が残っている。

⇒ 石神井公園周辺 ウォーキングマップ