多摩川台公園・亀甲山古墳〜九品仏(池上〜用賀)
週末ウォーキング/東京都23区一周 池上駅(東急池上線)〜多摩川台公園・亀甲山古墳〜九品仏〜五島美術館〜用賀駅(東急田園都市線)
多摩川のながめ
亀甲山古墳(かめのこやまこふん) 東京の前方後円墳の中で最も形がよく残っている。全長約100m・後円部直径約60m・高さ9mの規模で、5世紀前半の築造といわれ、武蔵国造の墓と推定する説もある。ここから北にむかって尾根道を歩くと、九つの円墳がほぼ一線に並んでいる。さらに多摩川台公園の北には、宝来山古墳が残っている。つまり南の亀甲山古墳と北の宝来山古墳という原形をとどめている古墳群である。
亀甲山古墳(国史跡)
九品仏(くほんぶつ)(浄真寺) 寛永5年(1793)建立の銅板葺楼門で「紫雲楼」と称し、楼上に阿弥陀如来、二十五菩薩、風・雷神像を安置する。山門を入って右手に西面して本堂(竜護殿)、東面して三仏堂(阿弥陀堂)が相対して建っている。いずれも元禄11年(1698)の建立である。 三仏堂は中央が上品堂、むかって右が中品堂、左が下品堂と称し、それぞれむかって右から中世・上世・下世の3体の阿弥陀如来像(都有形、寄木像・漆眼・高さ270〜280cm)があり、九品仏と称せられるわけである。
石庭
五島美術館 東京急行電鉄創立者五島慶太(1882〜1959)が約半世紀にわたって収集した美術工芸品をもとに、昭和33年(1958)喜寿を記念し設立、1960年に公開した。 「源氏物語絵巻」「紫式部日記絵詞」など国宝5点、「過去現在因果経」などの国重文47点を収蔵し、総数1000点に及ぶ。彫刻木造愛染明王坐像(国重文)は、もと鎌倉鶴岡八幡宮愛染堂にあったもので、鎌倉時代作、玉眼・布貼漆地で像高103m。庭園には五島慶太収集の野仏はじめ、石仏・石灯篭など見るべきものがあり、高さ12mのコブシ(都天然)があって、開花時はみごとである。