真夏の笠ヶ岳
(新穂高温泉から小池新道へ)

(山行記録)
登山日:1971.7.31(昭和46年)
メンバー:5名
・1日目:新穂高温泉~わさび平~大ノマ乗越~双六小屋~テント場
・2日目:双六小屋テント場~弓折岳~大ノマ乗越~抜戸岳~笠ケ岳テント場
・3日目:笠ケ岳テント場~笠ケ岳~最初の水場~槍見温泉

mark蒸し暑い日
 高山駅からのバスに乗継いで、朝5時半新穂高温泉に着いた。
 ここで朝食をとり、わさび平へ向って小池新道を歩き始める。風も無く、夏の日照りが強く大ノマ乗越までの5時間は、全員汗だくの辛い登りである。ただ、途中にある水場での休憩が唯一の楽しみであった。

mark夜空を見上げてのビバーク
 双六小屋周辺にある広いテント場には、すでに大勢の登山客で賑わっていた。
 今山行の泊まりは、テントとツエルトでのビバークを計画しており、この夜の自分はツエルト組みであった。幸いにして好天気に恵まれたので、寝袋の中から真夏のきれいな星空を眺めていた。

mark素晴らしい「御来光」に、ご機嫌!
 翌朝、テント場から弓折岳の登りで槍ケ岳・北鎌尾根の上に昇るご来光を見る。しばらくの間、目前に迫る槍・穂高連峰の美しい展望に見とれていた。
 弓折岳から抜戸岳、笠ケ岳への稜線では、お花畑(秩父平)と槍・穂高の眺めを楽しみながら歩く。

弓折岳より槍ケ岳を望む
弓折岳より槍ケ岳を望む
抜戸岳への稜線
抜戸岳への稜線

mark笠ケ岳(2932m)
 高山盆地から仰ぐ北アルプスの延々と続く山並みの中で、ひときわ均衡のとれた美しさを見せるのが笠ケ岳である。
 笠ケ岳周辺の山のよさは、山域全体の静寂さと眺望のすばらしさにある。特に蒲田谷を挟んで、この山稜のどこからでも眺められる槍・穂高連峰の大パノラマは圧巻である。

mark夏山の水場は、貴重な存在
 笠ケ岳頂上直下に笠ケ岳小屋と小雪渓があるお陰で、水場がテント場近くにあり、ここでのテント生活は快適に過ごすことが出来た。
 3日目も好天気に恵まれ、笠ケ岳頂上からの御来光も素晴らしく、南の焼岳・乗鞍岳・御岳山の山々もはっきりと望めることができた。

ビールで乾杯
ビールで乾杯

mark露天風呂に直行、そして乾杯だ!
 笠ケ岳の頂上から槍見温泉までの長い下りでも、樹林帯には所々に水場があるので、順調な足取りで下山することが出来た。そして槍見温泉に着くや否や、道路下にある露天風呂に直行し、ビールで乾杯をした。
 汗を流した後のビールは、格別に美味しかった。

週末ウォーキング