散歩コース
国分寺駅(JR中央本線)~殿ヶ谷戸庭園~国分寺駅(JR中央本線)「殿ヶ谷戸庭園は大正2年(1913)から同4年にかけて、後の満鉄の副総裁江口定篠氏が別邸として設け、赤坂の庭師「仙石」の手によって造られた。昭和4年(1929)に、三菱財閥の岩崎彦弥太氏に買い取られたのち、津田鏨の設計により本館、茶室(紅葉亭)などを追加整備し、和洋折衷の回遊式林泉庭園が完成した。昭和49年(1974)に東京都が買収するまで、岩崎氏の別邸として利用されていた。」(※)
11月下旬から12月始めの紅葉の頃、紅葉亭から見下ろすモミジと次郎弁天池の眺めは絶景である。
湧水源は国分寺崖線(通称ハケ)が生み出す大地の生命の水である。縄文人も此処で喉の渇きを癒していた。湧水は平均して1分間に約37リットル。水温は平均を通して15度~18度。
「市内に現存する馬頭観音十一基の一つ。当時の国分寺村は、戸数六十六、男一五七人女一四九人、馬が二十二頭という状況でした。これは、江戸幕府が同程度の村に期待した馬の飼育頭数十五頭を大きく超えています。馬は農耕の大切な担い手でしたが、その他にも農耕の合間に江戸へ薪炭野菜などを運ぶ賃稼ぎにも馬は欠かせないものでした。」(※)
次郎弁天池は、国分寺崖線から湧き出る清水(通称ハケの水)を集めて出来た水溜まりを別荘造成時に形のよい池として造られた。また、この池の水源である湧水は、古くから「次郎弁天の清水」として信仰された名水であり、野川に注いでいる。
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国分寺駅(JR中央本線)~殿ヶ谷戸庭園~国分寺駅(JR中央本線)