散歩コース
東向島駅(東武伊勢崎線)~向島百花園~東向島駅(東武伊勢崎線)「仙台の出身で、日本橋の骨董屋佐原菊塢が、寺島のこの地に3000坪の土地をもとめて別荘とし、交流のあった文人・墨客(蜀山人・亀田鵬斎・加藤千陰・村田春海・谷文晁・坂井抱一ら)とともに、約300本の梅の木を植えて造園にあたった。その後も文人たちが思い思いの木をもちこんだひとから、大名屋敷や社寺の庭園にはみられない野趣に富んだ庭園となり、花屋敷・新梅屋敷・七草園など呼ばれた。」(※)
「百花園」とは、「四季百花の乱れ咲く園」という意味で、早春の梅、水仙、福寿草から始まり春、夏、秋の山野草、秋の萩などの植物を植栽し、四季それぞれの花の野趣にみちた庭園となった。
昭和13年(1389)東京市に寄贈され、東京大空襲で大きな被害を受けたが、現在では昔の姿を取りもどしている。園内には山上憶良の秋の七草碑など、約30基ほどの歌碑・句碑が立てられている。
井上和紫句碑
紫の由かりや すみれ 江戸生まれ
芝金顕彰碑
ほととぎす今一声のきかまほし 月はさわれど姿を見せず
エエぢれったい何としよう しんきくさいじゃないかいな
梅まつり期間中には、歴史ある伊勢大神楽の江戸大道芸(南京玉すだれや独楽回し等)を楽しむことが出来る。
散歩コース
東向島駅(東武伊勢崎線)~向島百花園~東向島駅(東武伊勢崎線)