濁河温泉から二日酔いで御岳山五ノ池へ、好天気に恵まれ頂上を目指した。
前夜、ちょっと飲み過ぎる
今回のメンバーは、職場の上司で山登りのベテランでもある先輩の親子と、自分と同期の4名である。夕方、濁河温泉にある会社の保養所に車で到着。我々以外には泊まり客がいなく、ついつい盛上がり夜遅くまで酒を飲む。
先輩の息子頑張る
快晴の翌朝、歩くことも辛い二日酔いの大人3名と先輩の息子(幼稚園生)は、原生林が続く山道を黙々と上がる。
五ノ池に登る手前から積雪があったが、先輩の息子はしっかりした足取りで、よく頑張っていたのが印象に残る。
【木曽御嶽山(3067m)】
哀調を帯びた木曽節に歌い込まれた木曽御嶽山は、富士山、白山とともに信仰の山として知られている。現在でも夏には白衣の御岳講の人たちが、「六根清浄」を唱えながら大勢登っている。頂上からの展望は広大で、3つのアルプスや中部、関東一円の山々を見渡すことができる。登山コースは信州側から3本、飛騨側から1本の計4本がある。」(※)
剣ヶ峰に立つ!
五ノ池小屋からは、自分と同期の二人でサブリックを担ぎ、ピッケルを手に持ち剣ケ峰を目指して登る。この季節の木曽御嶽山は、森林帯からの季節風が強く、風雪や吹雪きが起こり易い。ただ今日は、快晴で無風のよい天気に恵まれたので、半袖シャツでも汗ばむほどの陽気である。
以前、9月上旬に登ったことはあったが、こんな新雪時期の木曽御嶽山を簡単に登れたのは、非常にラッキーである。