石老山・石砂山ハイキング
(石老山入口~西野々)

石老山入口バス停(神奈中バス)~顕鏡寺~石老山~石砂山~亀見橋~西野々バス停(神奈中バス)
mark顕鏡寺(けんきょうじ)

 JR相模湖駅から三ヶ木行きバスで、石老山入口バス停で数名の登山者と一緒に降りた。
 広小路の場所にある駐車場(相模湖病院の脇)を過ぎて登山道に入ると、中高年のグループの方々が多くなり急に賑やかになった。

屏風岩
屏風岩
登山者が続く
登山者が続く

 少し登り始めると正面に「滝不動」の大きな岩が目に入る。その後も、「屏風岩」、「仁王岩」、「駒立岩」、「力試岩」などの巨大な奇岩、怪石が次々と現れる珍しい山である。

顕鏡寺
顕鏡寺
蛇木杉(津久井の名木)
蛇木杉(津久井の名木)

 顕鏡寺の寺伝では仁寿元年(851)の創建という。駆け落ちした貴族の男女が相模川の辺りの虚空蔵という岩窟に住み、一子岩若丸を儲けた。そして両親は、所持していた鏡をわって一片を子に託し、再会を約して諸国行脚の旅にでた。成長した岩若丸は鏡をたよりに父母と再会し、父母の死後僧源海と号し、石老山に戻りその菩提をとむらった。古い石の山から寺号を石老山、証拠の鏡から顕鏡寺とよんだという。
 お寺の側にある蛇木杉の由来は、「巨大なスギの根が二本露出しており、その姿があたかも大蛇が寝そべっているかのように見えることから、この名がつけられた」との事である。

吉野岩(弁慶の力試岩)
吉野岩(弁慶の力試岩)
試岩
試岩

飯綱権現神社と擁護岩(電電岩)
飯綱権現神社と擁護岩(電電岩)
相模湖(見晴台より)
相模湖(見晴台より)

 飯綱権現神社を覆いかぶさるように突出している岩が「擁護岩」で、別名「電電岩」ともいう。飯綱権現神社をかかえて守るため、擁護岩を名付けられたと思われる。この擁護岩は、石老山でもっとも大きい岩である。
 顕鏡寺の上にもある巨大な岩々を通り過ぎた場所に見晴台がある。ここからは相模湖を眼下に見渡すことができる。今日は北風もなく11月下旬とは思えない暖かい陽気で、この場所でのんびりと休憩が出来た。

mark石老山(せきろうざん)

 見晴台から少し登ると石老山頂上に出る。
 石老山頂上からの展望は丹沢の山々、その奥に富士山を望むことが出来た。そして、写真を写しながらしばらく休憩を取った。

富士山の展望
石老山頂上(自然)

 神奈川県の水ガメとして誕生した相模湖。湖畔は四季を通して観光客でにぎわっている。この湖に山の影を落とすのが石老山。展望は山頂より登山途中がいい。大明神や融合の展望台などは、眼下に広がる相模湖や津久井湖を通しての県北の山々の眺めが素晴らしい。

篠原付近の紅葉
篠原付近の紅葉
丹沢の山々
丹沢の山々

 石老山を越えて歩くと、大明神展望台(胸突八丁からピクニックランド前へ下る道)方面と篠原方面へ下る道の分岐点があり、私は東海自然歩道を篠原へと下った。

mark石砂山(いしざれさん)

 篠原へ下る道では、すれ違う登山者は全くいなかった。(多分、ほとんどの人達は石老山から大明神展望台からピクニックランド前に下ったと思えた)藤野津久井線の県道に出て少し歩くと、石砂山へ続く東海自然歩道の道標が建っていた。
 単調な登りと誰一人と会わない事もあり、結構辛い歩きで時間が長く感じられた。

落葉の中を歩く
落葉の中を歩く
誰もいない石砂山頂上
誰もいない石砂山頂上

 石の名がつけられている山は全国に多い。県内では、丹沢の雄峰・桧洞丸の南にある大石山や石棚山などがある。いずれも山にある岩や立石などからつけられた山名といえよう。石砂山はどうであろうか。樹林に覆わた山の南側には、いくつかの白い岩膚がみられる。岩は石でもある。ザレは各地で座連、佐礼、作礼、佐連などの文字が使われている。いずれも山の崩れ落ちたところにつけられている。これらの崩壊地は、ガレやゴウラ、ガロなどとも呼ばれている。現在よく使われている登山用語のガレやガレ場は、これらのところの呼称である。山容からみて岩の崩壊した山から石ザレ山と呼ばれるようになった。砂の文字をあてたのはザレからの転化と思われる。

mark道志川(どうしがわ)

 伏馬田を過ぎて道志川に架かる亀見橋からは、澄んだ水と紅葉した美しい光景が見られた。
 道志川は、相模川と合流して津久井湖へ注ぐ清流。相模原市や周辺地域にとって、貴重な水源でもあり、清浄な水質は、県下一とされている。春には桜、秋には紅葉狩りなど、四季折々の自然が楽しめ、散歩スポットに最適である。渓流沿いにはキャンプ施設なども多く、行楽シーズンにはたくさんの人々が訪れ、川遊びや釣りを楽しむことができる。

道志川の紅葉(亀見橋)
道志川の紅葉(亀見橋)

 歩き始めてから5時間で、やっと国道413号の西野々バス停に着いた。でも、時刻表を見ると平日のみの運行で土曜・日曜はバスは運休されていた。
 バス停の前に立ってしばらく考え込んでいたら、地元のご婦人(2名)の方が運転する車が止まったので、バスが通る場所までをお願いしたら快く車に乗せてくれた。結局、三ヶ木まで送って頂いた。(このページを通じて、大変有難うございました)

⇒ 石老山入口~西野々周辺 ウォーキングマップ