観光コース
釧路空港~阿寒湖~釧路市丹頂鶴自然公園~釧路市釧路空港から阿寒湖までを往復する。阿寒湖はずいぶん昔に来たことがあるが、温泉街の様子は今もあまり変わっていなかった。阿寒湖畔ビジターセンターでは、阿寒の自然や動物などをわかりやすく紹介しており、自然散歩や登山の情報を聞くことができる。また冬は歩くスキーのレンタルも用意されている。小雨降る生憎の天気だったので、阿寒湖の美しい写真を撮ることが出来ず残念だった。
「マリモはシオグサ科に属する緑藻の一種。何故マリモがまるいのかはまだよくわかっていません。阿寒湖以外の湖沼でもマリモはみられますが、その形・質ともに阿寒湖のマリモが最もすくれていると言われている。野球ボール大のマリモで推定年齢150年である。マリモの成長は、糸状体のマリモが川の流れや波にもまれてからみあい、成長して球状になっていくといわれています。マリモは大きくなっていると中が空洞になってきて、最後は割れてしまうものもある。」(※)
ポッケは火山活動により発生した硫黄ガスや水蒸気が、熱い泥とともに噴き出している泥火山です。ポッケとはアイヌ語で「煮え立つ」という意味である。
「タンチョウの四季は、3月なかばになると、阿寒町や鶴居村の給餌場から各地の湿地帯に移動し、ヨシを使って巣づくりをはじめる。巣ができると、長さ10cmくらいの卵を2個か1個産む。卵は親が交代で抱き続け、約1か月でヒナが生まれる。ヒナは約100日で親と同じくらいの大きさになり、飛べるようになる。冬に入ると、大部分のタンチョウは給餌場に集まって来る。」(※)
「古くから伝わる民話の中にも登場するタンチョウは、江戸時代まで各地でその姿を見ることができた。明治に入り個体数か減少し、全く姿見られくなった。大正13年(1924)、十数羽のタンチョウが釧路湿原に確認されて以来、地元の方々の努力によって保護活動が進められ、昭和27年(1952)、国特別天然記念物に指定された。」(※)
朝早く和商市場へ行って見る。早速、息子は市場名物の「勝手丼」にチャレンジ!
札幌二条市場、函館朝市と並ぶ、北海道三大市場の1つであり、市場そのものが観光スポットでもある。地元で水揚げされた海産物はどれも新鮮で美味だが、とくに市場内の店舗で好きな魚介類を購入し、その場で丼にのせて食べる「勝手丼」が人気である。
釧路湿原を見渡す展望ポイントの中で、最も人気がある展望台。大観望ともよばれ、夕日の名所としても知られている。湿原熱気球フライトは、空から見る釧路湿原、感動の大パノラマ!地上50mのバルーンから見渡す湿原風景はここでしか体験できない。(※尚、湿原の熱気球は今現在は行われておりません)
昔、訪れた時は「霧の摩周湖」で何も見えなかったが、今日は湖の中央に浮かぶカムイッシュ島やカムイヌプリ(摩周岳)が美しく、摩周湖をバックに家族揃っての記念写真を撮った。
摩周湖は透明度世界一を誇るカルデラ湖。霧のベールに包まれた神秘の湖として有名。第一展望台の右端、摩周岳登山道の入口には野生のシマリスが顔を出す。夏に湖中央のカムイッシュが見られたら、幸せになるといわれている。
摩周湖から標津町へ向う途中、多和平展望台に上がる。北海道には沢山の展望台があるが、ここ多和平展望台はどこまでも続く地平線を見ることができる素晴らしい所である。
多和平展望台は360度、地平線の見える大牧場。パークゴルフ、バーベキューを楽しめる施設も充実している。
羅臼町から急な坂道を一気に登る。知床峠手前でキタキツネを見つけ車の中から写真を写す。それでも、キタキツネは逃げることはなかった。 知床峠に到着する頃には、羅臼岳頂上にかかっていた雲もとれた。また、遠くの国後島の眺望も素晴らしかった。
知床峠は、4月下旬から10月下旬までしか通行できない日本一通行期間の短い国道である。そして、羅臼岳が眼前に迫る標高738mの知床峠からは、根室海峡に浮かぶ北方領土の国後島が間近に見渡せる眺望がある。
知床国立公園は日本最後の秘境といわれ、大自然の脈動が訪れる者の胸を打つ。200メートルも切り立った海食崖、回転木馬のように現れる奇妙な形の海食洞、そしてオホーツク海にそそぎ込む滝の数々。四季折々の知床連峰も忘れがたい。
知床半島のほぼ中央にそびえる知床火山群の主峰で、成層火山上部に鐘状火山をのせたような形をしている。アイヌ語でラウシは「魚の臓物を処理した場所」とされているが、原名はチャチャヌプリ(爺爺岳)で、国後島のチャチャヌプリと同意語である。古くから良牛岳と記された。
知床連山に降った雨や雪が地下水となって沸き出し、湖をつくる知床半島で最も人気がある景勝地。一湖から5湖まで、1時間ほどで回れる散歩路が整備されている。
閉園に近い時間だったので、入口から一湖、二湖を約20分で駆け足で回った。一湖から知床連山の景色は、とても素晴らしかった。
オオセグロカモメ、ウミウ、ケイマフリなど、断崖に生息する海鳥のコロリー(営巣地)を観察できる。ウトロ港を基点に知床岬と硫黄山ふたつの航路がある。
知床国立公園は動植物の楽園でもある。ヒグマ、エゾシカ、キタキツネ、オジロワシ、オオワシ、シマフクロウなどの鳥獣類が独自の生態系をきずく。海側に目を向けると、近海にアザラシ、イルカが生息し、奇岩群のところどころにウミウやウミネコなどのコロニー(群生地)が見える。雄大な風景と共に、生態系をウォッチングしてみるのも楽しい。
知床自然センターのダイナビジョン『四季知床』。大型スクリーン一杯に広がる原始の自然とそこに繰り広げられる野生のドラマ。険しい地形に阻まれ入ことの難しい奥知床の自然を”ワシの目”になって空から楽しむことができる。
ウトロ港の東側にある高さ100mの巨大岩。展望台となっている岩の頂上からは、知床連山を背景にウトロ温泉街の全景が眺められる。
日本の滝100選にも選ばれた落差80mの滝。水量が増す春は豪快な流れ、大部分が凍結する冬は見ごとな氷柱が訪れる人を驚かせる。
JR原生花園を降りた海側には広大なオホーツクの景色を楽しめる『天覧ケ丘』と、お花畑をめぐる遊歩道があります。昭和29年に天皇陛下が立ち寄られ、その記念の歌碑が建てられている。残念ながら花の季節としは1ケ月ほど遅かったので、ハマナスの花が多少咲いているぐらいだった。
明日の天気が崩れる予報だったので、ここから美幌峠まで足を伸ばす。
国道244号線に沿い、オホーツク海と涛沸湖に挟まれた約8kmの細長い砂丘『小原生花園』。道東の短い夏、6月から8月にかけて、約40種もの野生の花が次々に咲く天然の花畑である。
屈斜路湖は周囲12kmのカルデラ湖。和琴半島先端のオヤコツ火山によってできたといわれ、湖岸の随所に温泉が涌出している。
屈斜路湖を眼下に、晴天時には阿寒国立公園の山々も眺望できる展望の名所。美幌町、網走湖畔、能取湖畔を通りサロマ湖に向った。
幌岩山展望台は標高376mの幌岩山山頂にあり、日本の湖第3位の面積を誇るサロマ湖の全景が見渡せる。中でも、サロマ湖の「夕日」は素晴らしい。
マルチハイビジョンシアター
世界初の3面マルチハイビジョンプロジェクターによって映し出される流氷の神秘と網走の自然。密度の高い映像と音が圧倒的な臨場感を生みだします。
網走の四季
春から冬にいたる網走とオホーツクの美しい四季の移り変わりを豊富なレプリカ、ジオラマで紹介します。また、原生花園の花の開花情報が映像検索システムによって簡単に調べることができる。
厳寒空間流氷原の生命
流氷とそこに暮らす動物たちの世界が写真展によって展示されています。流氷の天使クリオネの映像などの紹介のほか、「流氷鳴り」を実際に耳で聞くこともできる。
厳寒流氷体験室
流氷万華鏡をテーマにした幻想的なアプローチを通って入る体験室は、通路に沿って実物の流氷が展示されており、ミラーやライトの演出によって、流氷の神秘的な世界へと誘いる。
天都山展望台
最上階はオホーツクの広大な眺めが楽しめる展望台です。網走市街からオホーツク海、遠くは知床連山までが眼下に広がる。
最終日だけは雨に降られたものの、あとの3日間はまずまずの天気に恵まれて、予定したコースを全て回ることが出来た。日頃都会で生活する者として、大自然が沢山残っている北海道は素晴らしいと思った。
北海道立北方民族博物館は平成3年(1991)に開館した、国内唯一の北方圏に特化した博物館である。館内には、北極圏をめぐる北欧やイヌイットらの復元住居、生業・精神文化などが最新の設備を使い、わかりやすく展示されている。北海道の文化を、世界史的な観点から学ぶことのできる博物館である。
北の自然の中で
子どもたちは、遊びや大人の行動をまねることをとおして、生活に必要な知恵や技術を学んでいきます。また、伝統的な装飾や素材、製作技術を活かした現代の工芸品を展示している。
海の狩人・オホーツク文化の人びと
6~13世紀にかけて北海道をはじめとするオホーツク海沿岸では、海獣狩猟や魚撈を生業として、豊かな海に適応したオホーツク文化が栄えました。代表的な遺跡である網走市モヨロ貝塚出土資料のほか、さまざまな遺物を展示している。
環境と調和した北のくらし
北方民族は、限られた資源の中から、狩猟・魚撈・採集・トナカイ飼育などの生業活動によって食料のほか生活に必要なあらゆるものを得てきました。
観光コース
釧路空港~阿寒湖~釧路市丹頂鶴自然公園~釧路市