散歩コース
原宿駅(JR山手線)~明治神宮~明治神宮御苑~代々木駅(JR山手線)明治時代、奉献葡萄酒樽は「和魂洋才」を旨とし、我が国の伝統のこころを守りつつ、西洋の優れた文物を採り入れられた。
「江戸時代初め肥後熊本藩主加藤清正の屋敷であったが、二代目忠広が改易にあい、彦根藩井伊家下屋敷となった。維新後皇室の南豊島御料地となり、大正4年(1915)から20年にかけて明治天皇・昭憲皇太后を祀る明治神宮が造営され、今日に至っている。かって彦根藩邸であった頃モミの大木があって代々木と呼ばれたという。代々木の地名起源説の一つである。本殿・拝殿などは、昭和20年(1945)4月の空襲で焼け、昭和33年(1958)再建された。」(※)
この楠は大正9年(1920)の御鎮座当時に献木され、御祭神の御加護のもと樹勢瑞々しき大樹に育った御神木です。両献木は「夫婦楠」として親しまれ、縁結び、夫婦円満、家内安全の象徴となっています。
【流鏑馬神事】
明治神宮では大正9年、鎮座奉祝流鏑馬が武徳会により奉納。昭和7年以降は大日本弓馬会より毎年奉納されている。
百々手式とは十人が十手ずつ(矢二本が一手)射るところからきており、大きな祝典の際、神を勧請し弓をもって祈念する儀式。平安時代に宮中儀式として起こり、鎌倉時代に武士の儀式となって発展した。
「御苑は江戸初期以来加藤家、井伊家の下屋敷の庭園でしたが、明治時代に宮内庁所管となり、代々木御苑と称せられ、明治天皇、昭憲皇太后にはたびたびお出ましになられ、ご縁の深い由緒のある名苑である。面積約83,000㎡あり、曲折した小経が美しい熊笹の間を縫い、武蔵野特有の雑木林の面影をとどめている。苑には隔雲亭、御釣台、菖蒲田、清正井がある。」(※)
菖蒲田は明治30年頃、明治天皇の御思召により優秀な品種を集め植えられたもので、当時は80余種でしたが、現在では150種・大株1500株を数え、緑の谷間に咲き競う景観は環境のよさと共に実に見事である。花菖蒲には江戸(東京)種、伊勢種、肥後(熊本)種の三系統がありますが、ここの花菖蒲は江戸種である。
清正井は、この地に下屋敷を構えて居た加藤清正が掘ったと伝えられ、1年中絶えることなく湧き出る清水は南池の水源となり、掘り方の巧妙と水質の優秀なことから世に知られている。
【2020年 夜間特別参拝】
鎮座百年祭を記念して3日間(2020.10.30~11.1)、「夢鈴」や全国からのボランティア団体による灯り奉納があった。ひとつの夢鈴には5つの短冊がついている。
大鳥居の上に、ハロウィンの満月「ブルームーン」が輝いていた。
「月あかりの下で自然と人のやさしさに出逢う」をコンセプトに、地域全体で作り上げる“ふれあい”を大切にしたあかりのイベントです。
熊本の資源である「竹」「火」「水」「ろうそく」を生かした灯りの祭典です。
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