宇治橋は五十鈴川(中世までは御裳濯川とも)に架かる橋で、幅約8.2m・全長約108m、中央部にかけて少し反りがある。大橋となったのは、室町幕府六代将軍足利義教の参拝からという。高さ約7mの橋の前後に立つ大鳥居は、伊勢神宮の式年遷宮のたびごとに、内宮と外宮の旧正殿の棟持柱を使って建て替えられる。
五十鈴川御手洗場は、参拝する前に心身を清める場所。清流で有名な五十鈴川で、身も心もリフレッシュしてお参りができる。
神楽殿はご祈祷のお神楽を行う御殿である。
皇大神宮(内宮)は天照大神をまつり、神体は、「三種の神器」の1つである人八咫鏡といわれる。神体を安置する正殿は、切妻・平入り、茅葺きの掘立柱建物という唯一神明造である。正殿の後方に立ち並ぶ東宝殿・西宝殿は、外宮と同様の神宝類が納められている。