平成27年(2015)12月に開業した「三島スカイウォーク」は、全長400m、高さ70mの日本一長い吊橋で富士山や駿河湾などの絶景を楽しむことができる観光地になっている。
吊橋のケーブルを両側で持ち上げるための塔を主塔という。ケーブルから伝わる力は、一つの主塔で約660tにも達する。
吊橋のメインケーブルに外径47.5mmのスパイラルロープを使用している。アンカレイジは、メインケーブルの端を固定し、ケーブルの引張力に抵抗するための構造物で、安定性のためにその下には堅固な岩盤層ので杭基礎を設けている。
歩廊面の中央にオープングレーチングが設置されている。風が通り抜け易いようにこの構造を採用している。
往路では日本一長い大吊橋を潜り抜け、往路では富士山に向かって滑り抜ける。2人1組で同時に滑走可能できる。
展望デッキからは駿河湾が見渡せる。