丹沢ヤビツ峠から宮ケ瀬ハイキング
(ヤビツ峠~宮ケ瀬)

週末ウォーキング / 神奈川散歩 / 県央散歩

散歩コース

ヤビツ峠バス停(神奈中バス)~丹沢札掛のモミの原生林~宮ケ瀬水の郷~宮ケ瀬バス停(神奈中バス)

markヤビツ峠(ヤビツとうげ)

 小田急秦野駅から登山客で満員のヤビツ峠行バス(運行本数が少ないので要注意)に乗込む。車内では全く身動きもできず、急な山道を登ること約40分で終点のヤビツ峠へ到着した。
 バスから降りた登山客は、大山、岳ノ台、塔ノ岳へ登る人に別れる。ここから、札掛を通り宮ケ瀬へ向って県道70号線(秦野清川線)を歩く。

ヤビツ峠
ヤビツ峠(自然)
県道70号線(秦野清川線)を歩く
県道70号線(秦野清川線)を歩く

 大山と岳ノ台との鞍部にあって、普通"ヤビツ峠"と片仮名で地名を表しているが、正しくは矢堰峠。それも本来の矢植峠は、この峠の西側、岳ノ台へのハイキングコースの途中にあって、旧ヤビツ峠と呼んでいる。
 ヤビツ峠は、戦国の昔、小田原の小田原北条氏と甲斐の武田氏の戦が、この峠付近で展開され、双方におびただしい死者がでたと伝えられている。

 ヤビツ峠から約20分で塔ノ岳登山口の富士見山荘前に着く。ここから先、歩いて札掛へ向う人は私一人になる。

護摩屋敷の水
護摩屋敷の水
護摩屋敷の水
護摩屋敷の水

 富士見山荘から少し下った所に、全国名水100選の「丹沢名水護摩屋敷の水」があり、皆さん、名水を入れた大きなポリタンを車に載せていた。

mark丹沢札掛のモミの原生林(たんざわふだかけのモミのげんせいりん)

 藤熊川は中津川の源流で、丹沢山地のヤビツ峠付近を源とし北流する。この水源よりおよそ4km下流にあるタライゴヤ沢合流点までは藤熊川と呼ばれる。
 藤熊川の渓流(管理魚区)ではイワナ・ヤマメを釣る人が、めいめいに釣りを楽しんでいた 秦野市から清川村に入って間もなく札掛橋に着く。ここの近くには、国民宿舎丹沢ホームやスギ美林の公園がある。

藤熊川の渓流(札掛橋下)
藤熊川の渓流(札掛橋下)

 札掛橋から約20分下った所で、「景勝50選の石碑」を見つける。ここからは、「丹沢札掛のモミの原生林」の全貌を見渡せることができる。

丹沢札掛のモミの原生林
丹沢札掛のモミの原生林(景勝50選)
景勝50選の石碑
景勝50選の石碑

 消えゆく丹沢の自然な林を後世に伝え、学術の参考とするために、神奈川県は丹沢札掛の一部、丹沢県有林二十九林班に、考証林という名でモミ林を保存している。代表的な樹木は、モミ、ツガで残りはスギ、ケヤキ、トチノキなどの大木が点在している。

塩水橋
塩水橋
キャンプ場
キャンプ場

 札掛から宮ケ瀬三叉路までの道程は長く、歩き続けてたっぷりと約3時間はかかった。途中、塩水橋の下、渓流の冷た水で顔を洗い小休止をとるが、その他は小雨も降ってきたのでひたすら歩いた。中津川沿いには権現平キャンプ場、唐沢キャンプ場、長者屋敷キャンプ場のキャンプ場が連続してあった。

mark宮ケ瀬水の郷(みやがせみずのさと)
宮ケ瀬水の郷・大つり橋
大つり橋
けやき広場
けやき広場

 芝生の上で大の字状態になり、しばらくの間、酷使した足を休めた。

みやげ物屋
みやげ物屋
宮ヶ瀬湖畔園地
宮ヶ瀬湖畔園地

 宮ヶ瀬湖(自然)畔園地は、けやき広場など、子供連れでアウトドアを楽しむには絶好の場所です。また、「水の郷大つり橋」は橋上315mの歩道橋として日本一の吊橋、橋上から望む渓谷は一見に値する。県立宮ヶ瀬やまなみセンターでは、食事のできる展望ホールのほか、各種展示場、周辺施設案内やイベント開催案内などの情報コーナーが設置されている。

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丹沢ヤビツ峠から宮ケ瀬ハイキング
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