散歩コース
長谷駅(江ノ島電鉄)~御霊神社~長谷駅(江ノ島電鉄)長谷寺から収玄寺の脇道を通って、御霊神社(鎌倉権五郎神社)へ向かった。
御霊とは、強く尊い祖先の御魂の意で、神社の創建は平安時代後期と伝えられる。桓武天皇の子孫で「鎌倉武士団」を率いた鎌倉権五郎景正(景政)を祀っている。現在の鎌倉・湘南を開発した領主である。地元では「権五郎さま」で親しまれている。
景正は後三年の役(1083~87年)に16歳で源義家にしたがい、陸奥国金沢(岩手県大槌町)の辺りの合戦で敵の鳥海弥三郎に右目を射られながらも、その矢が刺さったままで敵を討ちとった。
2月中旬頃から、鳥居前の河津桜が咲き始める。
毎年9月に行われる面掛行列は、伎楽や舞楽、田楽などの古い面をつけた面掛衆が練り歩く珍しい祭事です。
袂石(約60kg)・手玉石(約105kg)。御祭神景正公が手玉に取り、袂に入れたと伝えられる。
境内には、石上神社・地神社・金比羅社・秋葉神社・祖霊社などの諸社が祀られている。石上神社は海を祀る神社で、海中より引き揚げたという巨石を御神体としている。毎年7月に御供流しといわれる石上神社例祭が行われる。
弓立の松は、景正公がご領地を見まわる際に弓を立てかけられたと伝える松の古木です。
境内にある十二基の庚申塔は、村の辻にあったものです。
宝物館には、面掛行列に使われる江戸時代の仮面が保存されている。仮面のうちの福禄寿は、鎌倉・江の島七福神の1つに数えられている。
境内に、推定樹齢350年の坂ノ下の御霊神社のタブノキ(かながわの名木100選)と推定樹齢400年の夫婦銀杏の名木がある。
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長谷駅(江ノ島電鉄)~御霊神社~長谷駅(江ノ島電鉄)