9月30日に全面改良された弥生台駅から、いずみ野駅方面に向って線路沿いに歩き出す。途中、東電京浜変電所の横を通り、約20分でいずみ野駅近くの小さな陸橋に着いた。
陸橋上から和泉トンネルを出る相鉄電車の写真を撮った。
いずみ野駅前を通り過ぎて、和泉町から上飯田町に入ると車道が急に狭くなり、歩くには車の注意が必要になる。中屋敷の交差点を右折すると、すぐに「本興寺入口」の大きな看板が目に入る。本興寺の境内は、隅々まできれいに掃除されていた。中でも、イチョウの木の大きさと黄色の葉の眩しかった。
本堂欄間には釈迦、日蓮、日什の一代記の素晴らしい彫刻がある。
日蓮宗別格本山法華山本興寺。鎌倉市大町の本興寺は日蓮上人が辻説法をした地に、中老僧の天目上人が、延元元年(1336)にお堂を建てたのが始まりで、永徳2年(1382)に日什上人が鎌倉の本興寺に入り、休息山を法華山と改め、伽藍の整備をしたといわれている。のち、江戸幕府の弾圧に遇い、日蓮ゆかりの地であった上飯田の地に本興寺を移したといわれている。
県営いちよう団地を通り過ぎると、境川に架かる新緑橋に出た。
新緑橋から見える県営いちよう団地は、境川を挟んで泉区と大和市の両側に団地群が続く。境川の川沿いの道は、サイクリングやジョギングなどをする人々で活気があった。
飯田神社(小さい神社だが、きれいな神社です。祭神は源義朝とのこと)から、相鉄のいずみ中央駅までは約30分で着いた。駅前の和泉川にある水辺の広場では、魚釣りや水遊びをしている子供達が、楽しそうに遊んでいた。