東高根森林公園から等覚院へ
(武蔵溝ノ口~向ケ丘遊園)

武蔵溝ノ口駅(JR南武線)~東高根森林公園~等覚院~向ケ丘遊園駅(小田急小田原線)
mark溝口付近(みぞのくちふきん)
庚申塔と大山道標(古道50選)
庚申塔と大山道標(古道50選)
「陶芸家 濱田庄司」生誕の地
「陶芸家 濱田庄司」生誕の地

 「見ざる・聞かざる・言わざる」で知られた庚申信仰は、平安時代に始まる。特に盛んになった江戸期、この地に作られた庚申塔は、大山街道をゆく旅人の道標をかねていた。
 陶芸家の濱田庄司は溝ノ口で生まれ、第1回人間国宝・文化勲章受賞者である。

mark東高根森林公園(ひがしたかねしんりんこうえん)
ケヤキ広場
ケヤキ広場
東高根森林公園(公園50選)
東高根森林公園(公園50選)

 園内には、遺跡上の芝生広場をはじめ、古代植物園・湿生植物園・自然観察広場などがあり、湧き水を利用した谷戸田も復元されており、散策をしながら往時をしのぶことができる。

景勝50選の石碑
景勝50選の石碑
湿生植物園
湿生植物園

 湿生植物園は長さ約350m、幅は約20m、面積7,000㎡ある。この谷戸では、かって上の台地に住んでいた弥生時代の人々が稲を作っていたと思われる。湿生地を好む樹木やきれいな花が咲く草なとが植えられている。

ホソバノアマナ
ホソバノアマナ
ニリンソウ
ニリンソウ

自然観察広場
自然観察広場
自然観察広場
自然観察広場

 この区域は、園内に飛んでいる蝶の約7割(40種)が見られる。一日中陽当たりのよい草地と、隣接する樹本があるため、草原性と森林性のタイプの異なる蝶が混在して、様々な蝶相を生み出す。

古代芝生広場(東高根遺跡)
古代芝生広場(東高根遺跡)(景勝50選)

 昭和45年(1970)、神奈川県住宅供給公社が集合住宅用地として買収した土地の調査をしたところ、標高55mの舌状台地上に集落跡が確認された。発掘予備調査でこの遺跡は弥生時代後期の3世紀から古墳時代後期の8世紀に至る複合遺跡であることが判明した。確認された住居跡は62軒であるが、台地全体では100~150軒の竪穴住居があったと推測され、当時の単位集落の規模・構造を解明するうえで絶好の条件をそなえているとして県史跡に指定された。

シラカシ林
シラカシ林
シラカシ林
シラカシ林

 古代芝生広場の回りで見られるシラカシ林は、県下でも珍しい自然林にちかい形で残されており、弥生人たちが住んでいた頃の林と同じといってもいい林である。東高根のシラカシ林は、本物の「ふるさとの森シラカシ林」と呼ばれ、県天然記念物にも指定されている。

古代植物園
古代植物園
藤棚のある見晴台
藤棚のある見晴台

フジの花
フジの花
フジの花
フジの花

mark等覚院(とうがくいん)
神木山等覚院
神木山等覚院
山門
山門

 明治時代に建てられた山門である。

仁王門
仁王門
仁王門
仁王門

境内のツツジ(花の名所100選)
境内のツツジ(花の名所100選)

 等覚院がもっとも知られているのは、ツツジの寺としてである。仁王門から本堂にかけて、石段の両脇から本堂の周囲にかけて、丸く刈り込まれたツツジが見事である。なかには樹齢300年を数えるという古木もあり、つつじ寺として親しまれる。

本堂
本堂
境内のツツジ
境内のツツジ

 神木山等覚院(天台宗)は、「神木のお不動様」とよばれ、とくにぜんそく治癒のご利益で多くの参拝者を集めている。この寺の縁起には、日本武尊の東征の際、のどのかわきをいやす泉をツルが舞いおりて知らせ、日本武尊はそこの1本の木を植えた。その木が神木とあがめられ、この地は神木とよばれるようになったとある。本尊の不動明王は智証大師円珍がその神木をきざんだという説もある。

ピンクのツツジ
ピンクのツツジ
真っ赤なツツジ
真っ赤なツツジ

仁王門とツツジ
仁王門とツツジ
花見客
花見客

見事なツツジ
見事なツツジ
青空に映えるツツジ
青空に映えるツツジ

 青空の下、訪れた花見客は見事なツツジに見惚れていた。

⇒ 東高根森林公園周辺 ウォーキングマップ