綾瀬市のほぼ中央に位置する公園で、野球場、わんぱく広場、バラ園、日本庭園などがあり地元の憩いの公園。わんぱく広場には、大型複合遊具「わんぱく丸」があり子供の遊び場所になっている。
春と秋には、28種約900本のバラが咲き誇る。
園内には、「多知波奈(たちばな)の池」を中心とした日本庭園です。
慶長7年(1602)に朝岩存夙大和尚(常泉寺の開山でもある)を開山、後藤右近を開基として創建されたが、鎌倉時代の領主渋谷氏の法音寺を継承した寺と考えられている。慶安2年(1649)には江戸幕府から寺領8石の朱印地を寄進されている。境内にある蓼川観音堂は、もとは蓼川にあったが、昭和14年(1939)厚木基地の新設に伴い当寺に移築された。ここには五代将軍徳川綱吉の生母桂昌院の位牌がまつられている。さらに石造観音像も多く現存しているが、第二次世界大戦中には「弾除け観音」として参詣する人も多かったと伝えられている。
おたすけ観音のいわれは、太獄洞源大和尚は、現役入隊で台湾の正蕃征伐に参加し、山奥の作戦中、早朝一人で滝の中に観音様を拝する事ができ、「観音様がついていて下さるから、敵の弾丸に当たる事がない」と感じられた。激戦で戦友達が多く戦死する中で、無事に帰還出来得たので、この有り難い観音様を一人でも多くに拝んで頂こうと、観音石像を刻み境内に安置した。
報恩寺を出てから東名高速道路の下を通り、厚木街道の天台小入口方面へ歩く。途中、富士塚の交差点を右に曲がり寺尾台の住宅街に入ると、「さがみの仲よし小道」と呼ばれる爽やかな木陰道があり、かしわ台駅近くまで続いていた。