【紫陽花 6月】
豊かな松林だったこの地を昭和30年代半ばに宅地開宅した際、涌水を利用した公園として整備され市に移管された。以来、地域の皆さんにより池に魚が放たれ、庭には鹿などの動物も飼われ、市民のいこいの場として親しまれている。
【花菖蒲 6月】
平成7年(1995)には、毎年6月頃に見事な花を咲かせる「ハナショウブ」の美しさにより、「かながわの花の名所100選」に選ばれた。
ここ県立座間谷戸山は自然が急速に失われつつある都会の中で、農耕地、雑木林、水鳥の池、涌水などの里山の風情を残す数少ない場所でした。そこで、これらの特徴を生かすため、身近な自然に生きるさまざまな植物や野鳥、昆虫などを観察したり、里山の維持と管理(米作りや雑木林の手入れなど)に参加できる公園として、平成5年(1993)4月29日に開園した。
座間市内には、多くの湧水池がある。この湧水池は、ほとんどが相模野台地が相模川と目久尻川によって浸食された段丘面に位置している。
座間谷戸山公園部分は、座間丘陵として相模野台地につき出た形で手のひらを広げたような複雑な地形をつくっており、いくつかの湧水が確認されている。
カエル沼には湧水があり、その水が土にしみこんで循環するので、水がよどみません。沼を掘ることでカエルの産卵に適した水辺環境になった。
水鳥の池は、アシ原(休耕田)だった所の一部を広い水面や小さな水面をつくることで、水辺の生き物たちの新たな生活空間とした。
水際にはえる植物は小魚をはじめトンボやゲンゴロウ、カエル等水辺を利用する動物に産卵の場や育成の場、休息の場、採餌の場、隠れる場を提供している。
この建物は、明治から昭和初期に現存したこの地域における中流の農家風民家をイメージしたものです。
田んぼでは、地元農家の方や市民団体の方などの手ほどきをいただきながら、親子での米作りイベントが行われている。
座間谷戸山公園の西入口を出て、小田急小田原線の踏切りを渡るとすぐ右手に星谷寺がある。
境内にある嘉禄3年(1227)鋳造銘のある梵鐘には、「大檀那源朝臣信綱」の銘がある。寄進者の信綱は、平治の乱の落ち武者で、渋谷荘司重国に20年間仕えた佐々木秀義の孫である。鐘は優雅な平安様式を残しながら、新時代の鎌倉様式もみられ、撞座が1つしかないのが珍しい。
宝筐印塔は宝暦13年(1763)に建立され、大正12年(1923)の関東大震災で倒壊したものを補修復元したものです。
星谷寺は坂東三十三所観音霊場の8番札所です。もとは北東約400mの本堂山(座間谷戸山公園・伝説の丘)にあったが、焼失して、寛延2年(1749)に現在地に移った。
賓頭盧尊者は、お釈迦の弟子の1人で神通力にすぐれている。
寺伝によると「椿寺」として知られる京都の地蔵院から移植したものと言われる。椿の花弁は一般にひとかたまりのまま散るが、これは一枚ずつ散ることから「咲き分け散り椿」と呼ばれている。
境内には、星谷寺の七不思議といわれるものがある。
ひな祭り開催中(2023.3.2-3.4)、正面の77段石段には「1000体のひな人形」が飾られている。
「由来は「相模の飯綱さま」と親しまれている当神社の創祀は神代と云われていますが、一つは欽明天皇の御代(五三九~五七一)に、坐摩郷(座間の古名)に悪疫が流行した折に飯綱権現の化身である白衣の老人が現われ、崖下の森の中に湧く清水を使うようにすすめたので、村人がそのすすめに従ったところ、悪疫はやみました。そこで飯綱権現を祀ったというのです。」(※)
神楽殿には、いくつもの七段飾りが飾られていた。
「神社会館すいめい」3階にも、色々な「ひな人形」、吊るし雛が沢山に飾られていた。
窓越しに大山を眺めながら、ぼたもちとアイスコーヒーを頂いた。
宗仲寺は徳川家康公の重臣で、時の領主・内藤清成が、慶長8年(1603)実父武田宗仲の菩提のため、鎌倉岩瀬・大長寺第四世・源栄上人を開山として創建したと伝えられている。
当寺には家康公が在世中に鷹狩りの際、立ち寄られたといわれ、元和3年(1617)家康公の霊柩を久能山から日光へ遷御の折、一行が休憩したと伝えられている。
境内の満開の河津桜が綺麗であった。
座間市の花「ひまわり」は、平成5年(1993)から農協青壮年部が中心となって荒廃地、遊休農地対策の一環として、ひまわりの景観植栽を行い「ひまわり広場」として公開したことが始まりです。
真夏の太陽の下、元気よく咲き誇るひまわりが美しい。
55万本のひまわりが咲く。「かながわの花の名所100選」に選ばれている。
毎年5月4・5日(端午の節句)、相模川グランドでは「座間大凧祭り」が開催されている。
昭和57年(1982)には「かながわまつり50選」に選定され、平成3年(1991)には国の選択無形民俗文化財に指定され、伝統行事・伝統芸能として例年、盛大に開催されています。
特設ステージ、アメリカ合衆国領グアムに駐在する、陸軍州兵と航空州兵で構成される軍楽隊の演奏があります。
中凧は、大きさは縦横5.4メートル四方(18畳)です。
座間の大凧揚げは、江戸時代後期に「端午の節句」を祝う催しとして始まり、現在は「かながわまつり50選」に選定されている。
大きさは、縦横13メートル四方(100畳)、総重量1,000kg(1t) 引き手は100名にもなる。
今日は、強風の為大凧急降下してしまった。