寒川神社から平塚市総合公園散歩
(門沢橋~平塚)

週末ウォーキング / 神奈川散歩 / 湘南散歩

散歩コース

門沢橋駅(JR相模線)~寒川神社~水道記念館~一之宮公園~平塚市総合公園~平塚駅(JR東海道本線)

mark寒川神社(さむかわじんじゃ)
石柱標
石柱標
参拝客
参拝客

 寒川神社は相模国一宮と位置づけられ、祭神は寒川比古命と寒川比女命の2柱がまつられている。

一之鳥居
一之鳥居
寒川神社参道(古道50選)
寒川神社参道(古道50選)

 一之鳥居から境内南側に至る参道で松と桜の並木が道沿いに続く。天保10年(1839)の「相中留思記略」にも松並木が描かれている。

ソメイヨシノ(花の名所100選)
ソメイヨシノ(花の名所)
ヒガンザクラ
ヒガンザクラ

 1kmにおよぶ参道の両側には、約250本の桜(ソメイヨシノ、ヒガンザクラ他)が咲く。

大鳥居(二之鳥居)
大鳥居(二之鳥居)
神池橋・三の鳥居
神池橋・三の鳥居

 神池橋は神池にかかる太鼓橋で、神様がお渡りになる橋と言われている。

神池
神池
「相模薪能 石橋」像
「相模薪能 石橋」像

 終戦記念日の8月15日、先の大戦において尊い命を捧げられた英霊への慰霊と世界の恒久平和を祈り、寒川神社では相模薪能が開催されている。

神門
神門

 「寒川神社は奈良時代の天平神護元年(765)、あるいは神亀4年(727)に創建、承和元年(834)に再興とあるが、その背景はよくわかっていない。文献では『続日本後紀』の承和13年(846)に、はじめて従五位下の神階があたえられたとみえる。これ以後、歴史書に散見する。初代将軍源頼朝が寿水元年(1182)に、頼家の誕生にあたり馬を奉納している。北条政子義時重時らが社参し、奉幣している。」()

神門から見た拝殿
神門から見た拝殿
正月の初詣
正月の初詣

 新年には「迎春ねぶた」が掲げられる。

神馬舎
神馬舎
ソメイヨシノ開花
ソメイヨシノ開花

 神馬舎は平野富山師作の猿に曳かれた神馬の彫刻が納められている。

拝殿
拝殿

 戦国時代の大永2年(1522)には二代当主北条氏綱が社殿を造営し、天文15年(1546)には三代当主北条氏康が宝殿を再興している。天正19年(1591)には徳川家康により、100石の社領があたえられた。この社領は江戸時代をとおして同額である。現在の社殿は、関東大震災後の昭和2年(1927)に建てられたものである。

拝殿
拝殿
馬場側から見た西廻廊
馬場側から見た西廻廊

馬場(奥が神嶽山神苑)
馬場(奥が神嶽山神苑)
方位盤と渾天儀
方位盤と渾天儀

 寒川神社は、古くから全国唯一の八方除の守護神として信仰されている。八方除とは、地相・家相・方位・日柄等から起因する、すなわち方位神によるあらゆる悪事災難を除く方災厄除の神としての御神徳である。

東の青龍
東の青龍
南の朱雀
南の朱雀

西の白虎
西の白虎
北の玄武
北の玄武

 四神は、天の四方の方角を司る霊獣が配している。

黒松
黒松
梛(なぎ)
梛(なぎ)

 平成20年(2008)12月23日の天皇陛下御即位20年記念植樹。
 松は日本を代表とする木であり寿命が長く、冬の寒さにも耐え常に緑を保つことから長寿の表象と仰がれている。
 梛は古来その葉に神霊が宿るとされ、これを守り袋に秘めて災難除にするなど縁起のよい木として崇められている。

関連ページ(ソメイヨシノの名所)


【菊花展 2021】

拝殿
拝殿(2021.11.12)

 大菊や奉納菊など、約200点以上の美しい出品作が展示されている。

厚物
厚物
厚物
厚物

 うろこ状の花弁が中心に向かって整然と組み盛り上がって球状になる花です。

菊花展
菊花展

管物
管物
管物
管物

 管状の細い花弁が傘状に放出され、中心部はちょこ状になる。下部にやや太めの走り弁がる花です。

管物
管物

一文字
一文字

 長く幅広い花びらが円形に咲き開くのが特徴の大輪咲き品種です。

関連ページ(キクの名所)


markさむかわ冬のひまわり畑
冬のひまわり
冬のひまわり

 寒川町内にある数個所の会場では、11月中旬から12月初旬にかけて「冬のひまわり」を楽しむことができる。「さむかわ冬のひまわり畑」では、約3,000㎡で約10万本、「川とふれあい公園花壇」は、約300㎡で約1万本の花が観られる。

冬のひまわり
冬のひまわり

2021.11.14 秋風に揺れる「冬のひまわり」
2021.11.14 秋風に揺れる「冬のひまわり」
youtube

 相模國一之宮「寒川神社」近くの「さむかわ冬のひまわり畑」、時期を変えてまいた約10万本の花が咲く。

関連ページ(ヒマワリの名所)


mark水道記念館(すいどうきねんかん)

 寒川神社の近くに水道記念館がある。神奈川県企画庁が県営水道の創立50周年を記念して計画した「いこいの広場」の一角に、昭和59年(1984)3月に設置された。同じ場所にテニスコートやプールの施設もある。

玄関ホールから展示室へ
玄関ホールから展示室へ
展示室
水道記念館

 水道記念館では、毎日のくらしの中で、水はどのように使われているのでしょうか。水とくらしの風景を世界中から紹介されている。1階では水の惑星・地球、分明などの展示、2階では相模川の水源・忍野八海、配水・給水のしくみ、世界の水とくらしなどが展示されている。

水童(みずわらべ)の噴水モニュメント
水童(みずわらべ)の噴水モニュメント
水の広場
水の広場

 水の広場は記念館前面の和風庭園の名称で、「水と緑と光」をテーマに作られ、園内には四季折々の樹木と草花が咲く。水の広場入口には「 水童の噴水モニュメント」があり、そのユーモラスある表情が面白い。

mark一之宮公園(いちのみやこうえん)

 相模線を横切ると、道路右手にある「一之宮緑道」が一之宮公園入口まで続いていた。一之宮公園には、廃線跡の線路やアスレチック、鑑賞池などがあり地元の遊び場となっている。

一之宮公園
一之宮公園(公園・庭園)
鑑賞池
鑑賞池

 ここから相模川に架かる神川橋へ歩く。橋の上から眺める相模川は大きく、美しい川に感じられた。

神川橋
神川橋
相模川
相模川上流

 神川橋の近くにあった田村の渡し付近(古道50選)は、中原街道と大山道の両往還と平塚から厚木へ向かう八王子道が交差いる所で、旅籠屋などもあり「田村の宿」とも呼ばれていた。また、大山・箱根・富士山を眺望することができ、景勝地として知られていた。

mark平塚市総合公園(ひらつかしそうごうこうえん)

 国道129号を平塚市内に向って歩き続け、途中、西八幡を通り平塚市総合公園の球場入口から公園に入る。約3万㎡の広大な敷地をもつ総合公園は、スポーツ施設が多く、Jリーグのベルマーレ平塚のホームグランドとして知られる平塚競技場をはじめ、平塚球場や体育館、温水プール、テニスコート、こども広場などがある。

バラ園
バラ園
こども広場
こども広場

 スポーツ施設以外にも、バラ園、野鳥の森、ふれあい動物園、日本庭園があり見る所も多い。

日本庭園
日本庭園(公園・庭園)
日本庭園
日本庭園

 日本庭園の庭は大別して「山」「森」「水」の3つのゾーンに分けられ、池を中心に配した回遊園路を巡りながら、移り変わる風景を観賞する回遊式庭園です。

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