【ミツマタ 3月】
暖かい陽気に恵まれ、花のお寺で知られる大和市の常泉寺のミツマタの花見に出掛けた。
小田急江ノ島線の高座渋谷駅から約10分の近さで、駅から大勢の花見客の列が続いていた。境内には春の花々が一斉に開花し、珍しい花々の写真を撮ることができる素晴らしいお寺です。
「曹洞宗の寺院で福井の永平寺、横浜の總持寺を本山とする。開山は朝厳存夙(藤沢市の宝泉寺6世)、開基は福田村開拓九人衆の1人広田刑部助の後継者とされる関水和泉で、寺名はその法号の清流常泉禅定門によったと考えられている。天正18年(1590)ごろに創建されたと考えられており、地元では「花のお寺」「河童のお寺」として親しまれている。」(※)
花のお寺でも知られ、春の三椏をはじめ、片栗、貝母(バイモ)など四季を通じて花を楽しむことができ、ご年配者の参拝者が多く常泉寺を訪れていた。
ミツマタ(三椏)の花の由来は、中国産地のジンチョウゲ科の植物で、その枝が必ず三叉に分岐する特徴があることからこの名が付けられた。
常泉寺の三椏は、二色(赤・黄)の三椏が美しく、「かながわの花の名所100選」に選ばれている。
境内は、アンズ、カンアヤメ、サンシュユ、バイモ等の花も咲いていた。
【ヒガンバナ 9月】
9月中旬頃には、彼岸花・秋明菊・紅萩・ススキ等、秋の花々を楽しむことができる。
紅白ヒガンバナが美しい。
境内には、ユニークな表情をした沢山の羅漢さまが見られる。
縁結び菩薩像は。「せんとくん」の作者籔内佐斗司先生と住職とコラボレーションとして生まれた。
当寺は「清流山常泉寺」といい、水にゆかりのある名前で、さまざまな河童を置かれている。
「水の神さま」と呼ばれ、水難よけの神さまとしても親しまれている。
かっぱ七福神様は、河童のお姿をした七福神で、当山独自の福の神様です。
一旦高座渋谷駅に戻り、沿線東側の道を長後、湘南台に向って歩く。ただ細い車道なので歩道もなく、車には要注意であった。
2年前に訪れた時には工事中だった湘南台公園が公園整備がされていて、今日は凧上げやサッカーなどを楽しむ家族ずれで賑わっていた。