散歩コース
高尾山口駅(京王線)~高尾山~高尾山口駅(京王線)高尾山口駅から約5分程で、ケーブルカー乗り場・清滝駅に着く。平日の朝一番(8時頃)だったので、ケーブルカーの先頭から周囲の紅葉を観ながら高尾山駅に上がった。
清滝駅-高尾山駅間、延長1kmを所要時間6分で結ぶ。途中、31度18分の勾配は、日本の鉄道における最急勾配が存在する。
古来より高尾山信仰の特色として、お杉苗のご奉納がある。ひれは信徒の方々が、ご本尊に、ご祈願をなされ、その願い事が成就した御礼詣りの時にお山へ御杉苗料を奉納される。当時はこの浄財をもって山林の護持に努めて参りました人々の篤い信仰心と温かい愛情の蓄積の賜ものとして樹齢千年に及ぶ大樹もある。
マスコミ(テレビ・新聞・雑誌)で紹介される権現茶屋。胡麻にこだわったお食事や甘味、お土産などがあり、中でも名物「ごまだんご」は、観光客に大人気である。
薬王院は成田山新勝寺・川崎大師平間寺とともに真言宗智山派関東三山の一つに数えられる。
四天王増長天は、「剣を手にして 勇ましく 無数の鬼を こらしめる おごれる心を うちのめし 安らかな社会を 守ります」。
四天王持国天は、「よろいかぶとに 身をかため するどい独鈷を 光らせる 心の悪魔を うちくだき 清らかな社会を 守ります」
真っ赤な顔と高い鼻、団扇を持ったお姿が大天狗。その神通力で開運をもたらす。
青い顔にカラスのような嘴、剣を構えたお姿が小天狗。別名烏天狗。その剣で魔を断つ。
薬王院は、天平年間(8世紀)僧行基の開創と伝えるが、永和年間(1375~1379)京都の醍醐山より俊源大徳が入山中興して以降、特に真言密教・修験の霊場として栄え。いま真言宗智山派の大本山高尾山薬王院有喜寺として人々の信仰を集めている。
飯縄権現堂の建立は棟札によると、本殿は享保14年(1753)にが建立され、宝暦3年(1753)に拝殿、弊殿が再建され、当時の本殿は独立していたものと推測される。後の文化2年(1805)の修理の際に、本殿と弊殿屋根は連結されて権現造の形式になったと考えられる。
拝殿は、木造、単層、屋根は入母屋造、銅板葺、三間四面の堂に廻り縁を付け、組物、彫刻などには彩色が施されている。これらの組物、彫刻などは江戸時代中期の社殿建築として優れた技術がうかがわれ、この頃の権現造として優秀なものである。
「薬師信仰と飯縄信仰の霊山として名高い高尾山薬王院有喜寺には、数多くの堂宇が建立されている。それらの諸堂の中でも一番奥まった急峻な尾根上に建立されている。もともとは現本堂の位置にあった護摩堂を明治43年頃に移築し、不動堂としたものである。不動堂は宝形造(平面形が正方形または八角形で、屋根面が一つの頂点に集まる建造物)の小さな堂宇である。外周の柱・縁・建具等は、彩やかな赤漆の色彩が甦りました。」(※)
不動堂から尾根を進むと山頂の十三州大見晴台に出る。ここからの眺望は格別で、元旦の朝の迎光祭は山頂を人々がうめつくす。南に丹沢山塊、天候の良い日には富士山の姿もくっきりと見ることができる。
仏舎利塔は、タイ国・王室より授けられた大聖釈尊の真身骨を安置する。仏舎利塔の前に飯縄大権現の像が建っている。
「高尾山絶景カフェ」からは、東京都都心や横浜ランドマークなど関東平野を一望できる。
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高尾山口駅(京王線)~高尾山~高尾山口駅(京王線)