青蓮院門跡は、天台宗の祖最澄が比叡山を開くにあたって造られた往坊「青蓮院」が起源。創建は久安6年(1150)、開基は行玄である。天台宗比叡山延暦寺の京都五ヶ室門跡の一つであり、皇室と関わり深い格式の高い寺院である。
平成26年(2014)10月、東山山頂に大護摩堂「青龍殿」が建立され、国宝「不動明王ニ童子像(青不動)」が青龍殿奥殿に安置されている。
大舞台は、清水寺の舞台の4.6倍の広さの木造大舞台で、京都市内を一望できる新名所になっている。
この地は、桓武天皇が都を定められる折に、和気清麻呂に伴われ登られて、将軍の像に甲冑を着せ埋めて、都の安泰を祈ったと伝えれられる。
青龍殿庭園は、回遊式庭園に枯木水庭園を取り込み、秋季と春季にはライトアップされる。