堀切菖蒲園(花の名所)(公園・庭園)

　「堀切の花菖蒲は江戸名所の一つとして古くから知られており、その景観は安藤広重や歌川豊国の錦絵の題材にもなった。花菖蒲がこの地に伝来した時期は明らかではないが、一説には文化年間(1804～1817)と当地の農民、伊佐衛門によって栽培されたのが始まりと言われている。江戸時代の情緒をしのびながら、数多くの江戸花菖蒲を観賞できるのが、本園の特色である。」(※)

　菖蒲まつりは、堀切菖蒲園(約200種、6,000株)と水元公園(約100種、14,000株)の両場所で開催される。

2012.6.13 堀切菖蒲園の江戸菖蒲

江戸花菖蒲(大和司)

　　天日に菖蒲の　花の白まぶし
　松野自得(本名 松野貞安)の作である。氏は高浜虚子に従事「ホトトギス」に投句、昭和3年(1928)6月俳紙「さいかち」を創刊する。「自得俳句集」ほか多数著書がある。

江戸花菖蒲(鎌田錦)

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堀切菖蒲園周辺 散歩マップ

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