散歩コース
市ヶ谷駅(JR中央・総武線)~防衛省~市谷亀岡八幡宮~市ヶ谷駅(JR中央・総武線)現在、市谷本村町にある防衛省は、江戸時代の明暦2年(1656)、尾張藩二代藩主徳川光友が、四代将軍徳川家綱より5万坪を拝領し、市ヶ谷台に尾張藩徳川家上屋敷を築いた所である。
※見学ツアーは、午前と午後にあり、午前の見学コースでは「正門→市ヶ谷記念館→厚生棟→正門」で、見学時間は1時間50分、定員は40名になっています。
【市ヶ谷記念館】
陸軍士官学校本部として建設された建物の象徴的な部分を移設・復元したものです。
「1号館」で使用されていた大時計と、陸上自衛隊東部方面総監部等が使用していた桜のシンボルマーク。
【大講堂】
昭和9年に陸軍士官学校の大講堂として作られた。昭和21年5月から同23年11月までの間、極東国際軍事裁判の法廷として使用された。
【旧陸軍大臣室】
旧陸軍大臣室は士官学校時代、士官学校長室として使用された。 昭和16年以降は陸軍大臣室であったが、その後は陸上自衛隊東部方面総監の執務室として使われた。
昭和45年(1970)11月25日、作家三島由紀夫が割腹自殺する事件が起こった。その際三島由紀夫のつけた3つの刀傷が扉に残っている。
【旧便殿の間】
旧便殿の間は士官学校時代、陛下の休憩所(御便殿の間)であった。その後は陸上自衛隊幹部学校長室として使われた。
「文化元年(1804)12月建立の銅製明神型鳥居で、市谷亀岡八幡宮の別当寺であった東円寺の第七世住職智光の発願により建立された。「八幡宮」の額は、姫路藩主である酒井忠道の筆によるもので、八の字は八幡神の使いとされる一対の鳩が向い合う姿で描かれている。」(※)
応神天皇、神功皇后、与登比売神を祭神とする。太田道灌の江戸城築城後、その崇敬をうけたといわれ、道灌奉納と伝える竹製の軍配団扇が保存されている。
力石は卵形の自然石に、石の重さと、奉納した者あるいは持ち上げた者の名が刻まれており、うち三個には奉納された年も刻まれている。
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市ヶ谷駅(JR中央・総武線)~防衛省~市谷亀岡八幡宮~市ヶ谷駅(JR中央・総武線)