散歩コース
芝浦ふ頭駅(ゆりかもめ)~レインボーブリッジ(プロムナード)~お台場海浜公園~台場駅(ゆりかもめ)東京湾にかかるシルエットの美しいレインボーブリッジは、芝浦地区とお台場を結ぶ東京のシンボルで、首都高速・新交通ゆりかもめ・一般道・遊歩道が共用使用されている。
遊歩道の途中には、見晴らしが良い場所もあり、ここから都内の高層ビル街などを望むことができる。
車で通り過ぎるだけでなく、天気のよい日に一度は歩いてみよう!
「品川台場は嘉永6年(1853)6月アメリカ使節ペリー提督の来航を機に、伊豆韮山の代官江川太郎左衛門英龍の意見をいれて、幕府は江戸湾防備のために湾内の11ケ所に砲台を築くこととした。同年8月から取り急ぎ工事をすすめ、芝高輪泉岳寺台地・品川御殿山などを堀り崩して土を運び、四角形・五角形・六角形の砲台を築いた。高さ約10mの石垣を積んで砲台を築き、内部は鍋底状にくぼめて陣屋・火薬庫・炊事場を設置した。」(※)
第三台場は昭和3年(1928)東京都によって整備され、台場公園として開放された。
レインボーブリッジ遊歩道を歩くには、サウスルート(お台場から富士山までの眺望)とノースルート(都市高層ビル群の眺望)の2ルートがある。
先頭車両から、レインボーブリッジを走行する動画撮影。
レインボーブリッジ遊歩道 からは、青い海に浮かぶ客船や臨海副都心の夜景まで、東京湾の美しい景観を360度眺めることができる。
東京は、関東大震災及び第二次世界大戦末期の空襲により甚大なる犠牲を被った。二度の被災により隅田川河口近くに位置したここ旧防波堤にも、漂着した犠牲者が数多くみられたという。
第三台場の周囲には、海面から5~7mの石積みの土手が築かれ、黒松が植えられている。また内側の平坦なくぼ地には、陣屋、弾薬庫跡などがある。
現在は、大正15年(1926)に国史跡に指定された第三、第六台場だけが残されている。
西洋式築城法により外周部に築造された砲台。現在に設置されているものは当時の記録を元に昭和8年(1933)に復元された。
陣屋跡は、勤番者の居住地として中心の低地部に建造された建物。基礎部分のみ今も現存する。
かまど跡は、昭和3年(1928)の公園の開園に伴い設置された大谷石製の八角型のかまど。
1998-1999年の「日本におけるフランス年」を記念してパリの自由の女神が初めて海を超えて展示された。 パリの女神が帰った後、お台場に会社のある企業が集まってパリの自由の女神を複製。 今ある自由の女神は2000年10月に正式に公開された。
お台場海浜公園からの水上バスは、日の出桟橋・浅草・豊洲行きが運航されており、レインボーブリッジ、東京湾の景観を楽しむことができる。
シンフォニークルーズ船は、時代を感じさせる壮大で気品のある造りの中に、船内の至るところに豪華客船の雰囲気を醸し出すモデル。レインボーブリッジ、お台場海浜公園、東京タワー、晴海ふ頭など東京湾からの眺めが楽しめる。
散歩コース
芝浦ふ頭駅(ゆりかもめ)~レインボーブリッジ(プロムナード)~お台場海浜公園~台場駅(ゆりかもめ)