散歩コース
伊勢原駅(小田急小田原線)~渋田川河畔のシバザクラ~伊勢原あやめの里~長沼のレンゲ畑~大山の戸田の渡し~門沢橋駅(JR相模線)【2014年】
シバザクラは地元の老人が植えたのがその始まりで、次々と花を増やしていき、現在では600mを超える延長を保ち、河畔を埋め尽くす見事な花園になっている。
【2001年】
伊勢原市の東部を流れる渋田川。その川岸、土手の斜面に4月の声を聞くと、赤、ピンク、紫、白などのシバザクラが一面に咲いて花の絨毯が出現する。
近くの農家の人が地元で造った「レンゲのハチミツ」の販売をしており、売れ行きも上々であった。
写真は、平成14年(2002)6月に撮影したものです。
平成29年(2017)6月末であやめの栽培は終了した。
あやめの里は、昭和60年(1985)に国の水田転作(減反政策)の一環として米作に変えて花菖蒲を栽培し、この大田地区の活性化と観光農業の推進を図るため始めた。
アヤメ科には、カキツバタ、アイリス、ノハナショウブ等多数の品種があり、サトイモ科香があるショウブもありますがその総称をとり「あやめの里」と命名した。
花菖蒲は、アヤメ科アヤメ属の多年草のノハナショウブを原種とした園芸品種で、江戸系・肥後系・伊勢系・外国系があり、花ショウブだけでも現在三千数百種以上あり、アヤメ科でもひときわ華やかな花を咲かせもの。このあやめの里は、約1.3ヘクタールの面責の中に、500種・約20,000株(30万本)の花ショウブが栽培されている。
それぞれの花菖蒲には品種と花の名前が書かれており、花菖蒲のことなら全て分かる素晴らしい「あやめの里」であった。
上谷の交差点から厚木方面に向う。この辺りは田畑が多く一部レンゲ畑が見受けられたが、レンゲの花満開の季節にはまだ早かった。地元の人に聞くと「花満開の季節になると大勢の花見客が訪れ、そしてカラオケ大会などの催しがあり、結構賑やかになりますよ」と話されていた。
よく晴れた五月晴れと紫外線の強い季節で、長時間を連続して歩くには多少疲れを感じる。
相模川に架かる戸田橋の欄干には、「戸田の渡し」の説明が書かれていた。
海老名市南部の本郷から門沢橋にぬける大山道は、「柏尾道」ともいわれ、往時門沢橋付近で戸田の渡し(古道50選)により相模川を渡船した。「戸田の渡し」では船二隻を常備していた。門沢橋は、かって旅籠、茶屋などがあり賑わいのある宿場であった。また、安藤広重もこの地を訪れ、「相州大山道中戸田の渡し」の浮世絵を制作している。
散歩コース
伊勢原駅(小田急小田原線)~渋田川河畔のシバザクラ~伊勢原あやめの里~長沼のレンゲ畑~大山の戸田の渡し~門沢橋駅(JR相模線)