海老名駅で相鉄線からJR相模原線に乗換え、約10分で原当麻駅に着く。日頃、JR相模原線に乗ることが少ない為、横浜からは遠く離れた感じがする路線であった。
JR原当麻駅から相模川に架かる昭和橋方面に向って約10分下ると、 無量光寺の山門に着く。境内は新緑の木々に包まれ、数人の参拝者に合う程度で、もの静かなお寺であった。ただ、正面にある「神妙な顔をした一遍上人像」からは、厳しい雰囲気が伝わってきた。
「時宗の無量光寺は、弘長元年(1261)、一遍上人が開山し、一遍上人といつも行を共にした二世他阿(真教上人)によって、無量光寺という現在の寺号になったといわれている。木々の葉が微かにこすれ合う音だけで、寺域周辺は、古寺にふさわしい閑寂なたたずまいをみせている。」(※)
「四世真光のときに、継承資格をもっていた四世呑海が無量光寺を出て、藤沢の極楽寺跡に清浄光寺(遊行寺)を建立して呑海を称したため、両寺の対立は明治まで続いた。明治5年(1872)の一宗一管長制により、清浄光寺が総本山、無量光寺は大本山(現在は旧大本山)となった。」(※)
公園入口から入ると広々とした芝生広場があり、家族ずれで食事、スポーツを楽しむ親子、愛犬を散歩する人などで賑わっていた。
神奈川県の「花の名所つくり」の対象公園第1号になっており、水と緑と花の公園として多くの人に親しまれている。園内に点在する洋風大花壇には、8万株の花々、水無月園には約5万7000株の花菖蒲が咲く。
6月には恒例の「しょうぶまつり」が開催される。雨に濡れた花菖蒲が美しい。
平成27年(2015)グリーンハウスがリューアルした。展示と花と緑の魅力を活かしたメインホールやギャラリーなどからなる施設です。
熱帯植物園には、東南アジア熱帯雨林の雰囲気たっぷりの大温室トロピカルガーデンや、乾燥地帯に生息するサボテン科などの多肉植物を展示するカクタスガーデンがある。
2階展望室からのフランス式庭園の眺望は圧巻てある。
フランス式庭園は、中央を縦に流れるカナール(水路)が4つの噴水池をつなぎ、シンメトリー(対称)を強調しながら幾何学的に花壇や低木の刈込を左右に配置したこの庭園の様式は、フランス敷庭園と呼ばれ、パリ近郊ヴェルサイユ宮殿の庭園がその代表例です。
花の中のある白い二つのくぼみは目のようです。
花は咲き初め薄いピンクで、咲きすすむと赤くなってきてとても美しい。開花期:5月下旬~6月。
虹の花壇の一番奧くにある小高い休憩所では、水しぶきをあげる噴水と両側の花壇、そして、グリーンハウスまで見渡せる美しい光景がある。
グリーンハウスの裏手にある「リリちゃん橋」を渡ると、麻溝公園です。中でも、カリオンがメロディを奏でる花時計「時のロトンダ」と高さ55mの展望台があるグリーンタワー相模原が目に入る。展望台へはエレベーターがあり簡単に上がることができる。ここからは、相模原市街地、丹沢の山々など360度の展望が見渡せる。
平成4年秋に開催された「全国都市緑化かながわフェアグリーンウェーブ相模原'92」の会場として、相模原市民のおなじみの公園。4月になると公園の花クレマチスの一種、モンタナやアーマンデーの甘い香りが漂い、5月には様々な花色と花型のクレマチスがフェンス沿いに世界一の規模(200種7000株)で咲き揃う。
麻溝公園から県道「相武台相模原線」に出て、座間方面に向ってひたすら歩き、日産自動車座間事業所の正面を通り約1時間半でやっと芹沢公園に着いた。
園内には広い芝生公園があり、サッカーやボール投げする子供達、そして周囲400mのコースではジョギングするお年寄りの方々など、地元市民の憩いの場所となっている。
畑灌桜は、第二次大戦後、台地に西幹線の畑地灌がい水路が開かれた。水路に沿って植えられた桜の苗木は、今では立派に成長し「畑灌桜」と呼ばれ、桜の名所になっている。