【行基】
行基(668~749)は、奈良時代の僧侶で社会救済布教を貫いた「大僧正」である。
ゆかりの地
聖武天皇は行基を重用し、東大寺大仏建立の責任者として平城京へ招いた。行基は、その功績もあって日本で初めて最高僧位である「大僧正」の位までのぼった。
和銅3年(710)、行基が草創し、この地方の豪族染屋時忠が山上に神明宮を建てたとの言い伝えがあり、鎌倉最古の神社といわれている。
【円仁(慈覚大師)】
円仁(慈覚大師)(764~864)は、最澄の弟子。天台教学・密教を学んで、のちに天台宗三門派の祖となる。
ゆかりの地
山寺立石寺は、貞観2年(860)円仁(慈覚大師)によって開基された天台宗の道場である。
【空海(弘法大師)】
空海(弘法大師)(774~835)は、遣唐使として入唐し密教を修得し、金剛峯寺を開き東寺を修行場として開設した。
霊山寺は、空海(弘法大師)の開基といわれる四国霊場の1番札所である。