観光コース
新神戸駅~神戸北野異人館街~徳島市椙本神社(祭神大国主命・素戔嗚尊命・奇稲田姫命)は、伊野の大国様とよばれ、商売繁盛の神として有名である。
初詣・春(旧暦1月22日)・秋(新暦11月23日)の大祭には、数万人の参拝者が訪れる。秋の大祭では、神体が乙女の舞や扇の舞、獅子舞などをしたがえて神社近くの仁淀川の河原まで御神幸(おばなれ)を行う。かつての御神事には八角形漆塗神輿(国重要文化財)が登場したが、30年ほど前からは複製神輿が用いられている。
水神社・恵比寿神社・秋葉神社の境内社がある。
オガタマの木は現在用いられいる榊のように神さまにお供えしたり神さまをお招きしたりするりに用いられる。
大杉は樹齢約8百年のご神木。昭和元年(1926)、落雷により損傷、おくじの結果、この高さを残した。
虚子の句碑
紙を漉く 女もかざす 珊瑚かな
伊野(現、いの町)は、土佐和紙発祥の地として有名である。藩政期、御用紙生産地として特別に保護され、明治時代以降、現在に至るまで和紙生産で栄えた。
古式福俵の由来は、ささの葉に俵と短冊を結んだ古式福俵は、椙本神社の授与品としておまつりされている。
まだ冬の中、ささの葉を稲に見立てて、それを刈り上げる行事が一昔前、各地に広く行われていた。ささの葉はこうして春を迎える神事に由来している。
また、俵がだいこくさまの像にともなって画かれはじめたのは鎌倉時代のころで、その俵にし福徳開運、五穀豊穣の願いがこめられている。また、短冊の絵柄より"椙本神社"の"だいこくさま"が"小槌"を振れば、"小判"がざくざくと詠まれており、商売繁盛の願いが込められている。
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