散歩コース
大山ケーブルバス停(神奈中バス)~八意思兼神社追分社~雨降山大山寺~大山阿夫利神社~大山ケーブル~大山ケーブルバス停(神奈中バス)大山ケーブルバス停でバスを降りると、宿坊と茶店・みやげ物店がたち並び、大山こまの描かれた石段まじりの参道を歩く。約20分程で 八意思兼神社追分社に着いた。
ここから、右手に向かえば急勾配の男坂です。左手に進めばゆるやかな女坂。女坂に歩を進めれば途中「七不思議」(弘法水、子育地蔵、爪切地蔵、ぼだい樹、無名橋、潮音洞、眼形石)がある道中を楽しむことができる。
子育地蔵は、普通のお地蔵様として安置されたが何時の頃からか童あ(わらべ)に変わっていた。この地蔵に祈ると子供がすくすくと丈夫に育つといわれる。
爪切地蔵は弘法大師が道具を使わず、一夜のうちに手の爪で彫刻されたと伝えられている。何事も一心に集中努力すれば実現できるとの教えです。
龍神堂は、元二重滝にあり、寛永18年(1641)に再建、三代将軍徳川家光により寄進される。奈良時代に、大山寺別当の良辯僧正が大山龍神を感得す。以降、八大龍王と呼び大山の守護神にして雨乞いの本尊なり。
「通称「大山のお不動さん」、真言宗大覚寺派の雨降山大山寺は、成田山の成田不動尊、日野市の高幡不動尊とともに関東三不動尊の一つとしても有名である。追分駅からケーブルカーを利用する場合は、大山寺駅で下車する。「大山寺縁起」によれば、当寺は東大寺の別当良弁が天平勝宝7年(755)に会創し、聖武天皇が国家の安泰を祈願した勅願寺であると伝えられる。創建後、大地震に伴う火災で焼失したが、元慶8年(884)、安然により再興されたが、その後再び荒廃したという。」(※)
青銅造りで高さ11mの宝篋印塔。寛政7年(1795)旧大山寺境内に建立。大正3年現境内に再建される。
洞に近づいて心を鎮め耳を澄ませると潮騒が聞こえるという。この洞の中にどのような神秘が隠されているのであろうか?
「大山ケーブルカー駅終点から少し登ったところに阿夫利神社下社に至る。この付近からは縄文時代の土器片も発見されている。当社の祭神は、大山祇神・雷神(奥の院)・高寵神(竜神)の3神が合祀され、さらに海人の守り神とされる鳥石楠船神も山頂の石尊を依代としてまつられている。当社は、『延喜式』式内社相模国13社の1つに属するから、創建は10世紀前半以前であることは確実である。」(※)
戦時中、神奈川県川崎市から同県の丹沢・大山に疎開した子供たちを偲ぶ「輝け杉の子」像です。
散歩コース
大山ケーブルバス停(神奈中バス)~八意思兼神社追分社~雨降山大山寺~大山阿夫利神社~大山ケーブル~大山ケーブルバス停(神奈中バス)