当地(長谷一丁目)は、この辺りに所在した長楽寺が地名の由来とされています。長楽寺はの弟子隆寛あるいは律宗の憲静の創建といわれ、鎌倉時代の四代執権北条経時の墓があったとされます。かなりの高僧がいた大寺院だったようです。
初代将軍源頼朝がツルを放ったという故事にちなむ石のトンネル「招鶴洞」などがある。
「鎌倉文学館は、かつて加賀藩百万石の藩祖で知られる前田利家の系譜、旧前田侯爵家の別邸だった。現在の本館は、十六代当主前田利為(旧本邸洋館・旧本邸和館)によって昭和11年(1936)に全面改築した建築物である。
作家三島由紀夫の小説「春の雪」の一場面として登場している。
その後、十七代当主前田利建が本館を鎌倉市に寄贈。昭和60年(1985)、鎌倉ゆかりの文学者の著書や直筆原稿、愛用品などの文学資料を収集保存し、展示する鎌倉文学館として開館した。永井龍男が初代館長を務めた。」(※)
【鎌倉文学館のバラ園】
鎌倉文学館のバラ園は春(5月上旬~6月下旬)と、秋(10月上旬~11月下旬)に見頃を迎える。現在は、およそ180種、200株のバラを観ることができる。
【春のバラ】
【秋のバラ】