皇居乾通り一般公開の紅葉
(東京)

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mark皇居乾通り(こうきょいぬいどおり)
皇居の正門石橋と伏見櫓
皇居の正門石橋と伏見櫓

 皇居外苑は一般には皇居前広場として親しまれている。江戸時代には西の丸下と呼ばれ、江戸城の巽(東南)を防備する拠点の郭として、日比谷入江を埋め立てて築造された。馬場先門跡から西にすすむと、皇居で最も美しい景観の一つとされる皇居正門鉄橋(二重橋)前に至る。皇居前広場の北西に坂下門がある。江戸時代は西の丸下から西の丸への裏門として使われていた。

坂下門前の待ち行列
坂下門前の待ち行列
坂下門
坂下門

富士見櫓
富士見櫓

 「慶長11年(1606)本丸造営工事の際に、櫓台地域の石垣を加藤清正が築いており、富士見櫓もこのときに創建された。明暦の大火で焼失した後、万治2年(1659)三層の櫓として再建された。天守閣が再建されなかったので、江戸城中央部に位置するこの櫓が.天守閣のかわりの役割を果たした。
 慶応4年(1868)5月の彰義隊との戦争(上野戦争)では、政府軍の指揮官大村益次郎は、この櫓から上野の寛永寺の堂塔が炎上するのを見て、勝利を確信したという。
 現存する櫓は桜田二重櫓(巽櫓)・富士見櫓・二重橋奥の伏見櫓の3基だけで、いずれも関東大震災の被害をうけたが、外観は、従来通りに、コンクリート作りで復元されている。
」()

山下通り
山下通り
乾通り
乾通り

イロハモミジの紅葉
イロハモミジの紅葉
(公園・庭園)

局門前の黄葉
局門前の黄葉

局門
局門
富士見多聞
富士見多聞

 富士見多聞は、石垣上に築いた長屋造の建物で、城壁の役割をもち、武器や諸道具の収蔵庫に用いた。本丸の多聞15棟の中で現存する唯一のものである。将軍が政務をとり、寝室でもあった御休息之間の前にあったことから、江戸時代は御休息所前多聞といわれていた。

トウカエデの黄葉
トウカエデの黄葉
トウカエデの黄葉
トウカエデの黄葉

下道灌濠
下道灌濠
西桔橋
西桔橋

 「道濯濠は、江戸時代には蓮池濠から的場曲輪の西まで通じて、西の丸と吹上御苑とを区画していた。この濠は石垣を組まずに台地を切り割っただけのもので、太田道灌時代の旧濠といわれている。
 明治に入って山里曲輪と吹上御苑を結んでいた釣橋が撤去され、そこが埋め立てられたために、濠は下道灌濠と上道灌濠とに二分されることとなった。蓮池濠にかかる西桔橋(有事には橋をはね上げて敵を遮断できる構造になっていた)をわたり、西桔橋門跡の桝形を上がると、皇居東御苑に入る。
」()

蓮池濠
蓮池濠
乾濠
乾濠

 乾濠は江戸城中で最も重厚壮大で、曲線の変化に富む美しい石垣が見られる。乾濠は、水面から12mに達する高い石垣と塀が続いている。

イロハモミジ
2015.12.9 皇居乾通り一般公開(秋季)
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トウカエデの黄葉
トウカエデの黄葉
乾門
乾門

 乾門は、明治21年(1888)明治宮殿造営の際、皇居の通用門として新設された門で、酉の丸裏門を移築した。本柱のほかに控柱をもち、切妻破風造の屋根をもつ薬医門形式の門(裏門に多い)で、移築の際に左右袖が増築された。皇居の乾(北西)にあたるとから乾門と名づけられた。

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